8月も後半、今日はもう23日だ。
今日の東京の天気は曇り。しかし湿度は80%台とムシムシ・・・。
会の機関紙「けんさん」のお願いしていた投稿原稿が集まりだしてきているので、今日はその原稿の編集を始めている。
8月8日からの一週間の合宿セミナー「特講」の参加者や、そこに送り出した人たちの原稿を編集しているのだが、なかなかの内容につい感動。
最終締め切りは25日となっているので、まだ未着原稿があるが、今週末くらいには編集を終えて、来週は紙面作りとしたい、と思っている。
朝、ファーム町田店の開店準備が一段落した後、今日は強い陽差しがなかったので散歩。
露草や百合の花がきれいだ。
田圃では、稲穂が白い花を付け始めていた。
夏の終わりを「晩夏」と言うけれど、夏の終わりに咲く花を「晩花」とは書かない。同じ「バンカ」でも、こちらは遅咲きの花になってしまう。「晩夏」「晩花」「バンカ」・・・当て字としては面白いなあ~、なんて考えながら歩いていたら・・・。
そして、なんと大発見!
我が家から20分ほど歩いたところの、小さな神社の入り口に「酔芙蓉(スイフヨウ)」を見つけたのだ。
この芙蓉、朝は白い花、昼頃からピンク色に徐々に変化し、午後はピンク一色となる変わったお花。
朝花が咲き、夕方には萎んでしまう一日花で、お酒に酔っているように見える事から「酔芙蓉」と名付けられているのだ。
今朝8時ごろ。
昼12時ごろ。
夕方4時ごろ。
そして、宵闇迫る6時半ごろ。
完全に、酔いつぶれている。
今日は、この「スイフヨウ」に出会えたことで、何となく、心豊かになった気分。
この花を知ったのは、高階治さんの『 風の盆恋歌 』という小説だった。
中年の不倫の物語なのだが、富山県八尾の「風の盆」という踊りと、この「酔芙蓉」の印象が、いつまでも記憶に残る物語だった。