今年になって読んだ本・3冊

 昨年末にちょっとつまずいて転び、捻挫かな?と思っていたが、翌日病院に行くと「足首上の外側にある腓骨が折れている」と診断。「お正月は静かに過ごしてください」と簡易の添えギブス。
 正月明けの5日に再診し手術することになって入院し、6日に手術。翌日から歩行リハビリに入って一週間後の12日に退院し帰宅。転ばないよう用心のために片方松葉杖は使っているがなくても歩行可能になった。こんなに早く歩けるようになるとは、今の外科技術は凄い。
 今日19日、無事抜糸。

 

 そんな一週間の入院生活で読んだ本が3冊。

    

内田樹著『反知性主義者の肖像』
(書籍説明より)
なぜ日本は“生きている気”がしない国になったのか。「自分は正義を執行している」と信じる人は、時にとてつもなく残酷になれる。
尖った言葉が蔓延する社会で「親切」であることの意味を問う言葉の処方箋。

 

◇三宅香帆著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
(書籍説明より)
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。
「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。
自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。
そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。

 

◇松下龍之介著『一次元の押し木』
 2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作。
(書籍説明より)
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく--。

 

 たっぷり時間があるだろうと、分野の異なる3冊を持ち込んで読んだのだが、3冊共になかなか読み応えがある書籍だった。
 特に、内田樹さんの『反知性主義者の肖像』は2度読みをする。

 

◇蛇足になるが入院中のPhoto
 入院した町田市民病院の7階病室は、見晴らしが抜群。
 毎日、朝の日の出を拝む。

    

 廊下をちょっと歩くと西側の窓からは、丹沢山系の大山を望むことが出来たし、北側の窓からも家々の風景が・・・。

    

    

 7日の朝に「七草粥」も出たのにビックリ。