今日から読み出した新書『 コロナに生きる 』

 会の機関紙「けんさん」9月号は、記事や写真の編集作業を終えて、現在、紙面レイアルト中で、それを担当してくれている九州のヒデコさんの手に。
 レイアウトが終われば、校正して、連休明けには印刷屋さんへという段取り。
 そんなことで、ちょっと今日は一息ついている。

 

◇読み終わった本
 高田郁さんのシリーズ文庫『あきない世傳 金と銀(九)淵泉編』を読み終わった。
 江戸時代に「買うての幸い、売っての幸せ」をモットーに、呉服商を営む女商人の物語。
 次から次と降りかかる難題を、知恵と工夫で乗り越える女店主と、彼女をとりまく人たちとの人間模様が、ハラハラドキドキ実に面白く、今回で9巻目なのだが、いつも、ほとんど一気読みだ。

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 感想は、別にアップしたので、それを参照に。

 

◇新書『コロナに生きる』
 文学者であり武道家でもある内田樹さんと、微生物感染症専門家であり神戸大学教授の岩田健太郎さんの対談本・朝日新書『コロナに生きる』が、書店に平積みされているのが目に止まった。

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 内田樹さんの著書は、読むたびに感銘することが多く「コロナについては、どう言っているのだろうか」という興味があったし、岩田健太朗さんは、クルーズ客船ダイヤモンド・プリンセス内部をYoutubeで流して、その対応に異議を発言していた人だなと記憶があって、その興味もあって読み出した。
 【第1章】 リスクとともに生きる(5月14日対談)
 【第2章】 葛藤とともに生きる(6月10日対談)
 【第3章】 偶発性とともに生きる(7月6日対談)

 いま、第1章を読んでいるところだが、「あの時は、実際は、そんな状況で、そんな状態だったのか」と、興味ある内容が語られている。
 2人が、「日常が非日常となった今、明日に向けて、どんな社会的指針を語り合うか」が、楽しみ。