年末12月28日のおしゃべり

 一昨日と昨日は、朝から終日、ファーム町田店のスタッフ。 
 今年最後の土曜・日曜日というのでお客さんが多かった。


 今日は高田馬場の案内所に行って、ゴミを捨てたり、今年中に処理しておいた方がいい事務手続きをしたり、連絡を取り合ったり・・・・。
 今年の高田馬場への出勤は、今日が最後。
 夕方、事務所のお隣に挨拶して、戸締まりをして、書店で2021年のカレンダーを買って帰ってきた。

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 僕は、葉祥明の絵で出来ているカレンダーが好きで、毎年、部屋に飾っている。


◇会の機関紙「けんさん」新年号
 先週初めから新年号の編集をやっている。
 土曜日と日曜日は、編集の最終段階に入ったので、ファーム町田店のスタッフに入りながら、時間を見つけて編集作業もする。

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 日曜日の朝に、依頼していた最後の投稿原稿が届き、それを編集して、全体の原稿を見直して、紙面作りを担当してくれている九州のヒデコさんに送信。
 いま、お正月前の年末の忙しい時間を割いて、ヒデコさんは頑張ってくれている。

 

◇今年の年賀状
 年々、年賀状を書く枚数が少なくなっている。
 昔の会社勤めの頃の友人の訃報があったり、今年のお正月に頂いた中には「高齢になり、益々筆無精となりましたので、賀状での新年のご挨拶は、今年限りとさせていただきます。」と、書かれている年賀状もあったり、年々、賀状のお付き合いも減っている。

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 確かに、年に一度、毎年「ご無沙汰してます」と、一筆添えての賀状だけでのお付き合いなのだが、それでも年賀はがきを受け取ると、「元気にやっているのだな」という確認と安心感を得ることは出来る。
 昨夜、ひとり一人、顔を思い浮かべながら30枚ほど書いて、残り10枚ほどを今日書いた。

 

◇今年、心に残った読書
 新聞紙上でも、各界の著名人が「今年読んだお薦めの書籍」とか「今年、心に残った書籍」とかが特集されている。
 それにあやかって、僕も、今年の読書を振り返ってみた。
 読書メモ記入の手帳をめくっていると、その時の感動がありありと蘇ってくるものもある。
 今年は特に、ここにあげるとしたら、帚木蓬生さんの作品だ。
 5月に『 守教(上・下)』を読み、8月に『 襲来 』(上)(下)を読み、9月に『 国銅 』(上)(下)を読んだ。

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 医師としての仕事を続けながらの執筆活動。
 その帚木蓬生さんの歴史小説は、史実に基づきながら、膨大な資料を読み解き、丹念な取材でもって描かれていることに感嘆しながら、物語の世界に引き込まれる。
 さらに、歴史に名すら残らない市井の一個人の生涯にスポットライトを当て、その目を通した世相や人と人の絆を描いているところが、僕は好きだ。
 年内に、この3冊の帚木蓬生さんの書籍の読後感想を、再アップしたいと思う。

 

◇今日の太陽が沈んだ後の丹沢山

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