半月ぶりの案内所、そのトピックス

 昨日、2週間の長期研鑽会から帰って、今日は半月ぶりに案内所に出勤。
          
 昨夜寝る前に、メールなどをチェックしながら、すぐに対応しなければならないことをメモして、今朝はいつもより30分早く案内所に行った。
 先ずは窓口が混み合わないうちにと、銀行と郵便局に行って振り込みを待ってもらっていた支払い関係を数件処理。
 その後、対応が急がれる案件に取りかかる。
 そんな今日の案内所での業務のトピックスを何点か紹介する。

 
◇その1
 某大学にドイツから留学している大学院生から、
 「研究テーマはオルタナティブな生き方です。動物と自然が大好きで、志向は環境と動物を守ることで、平和的に環境を破壊しないで暮らせる可能性を探しています。山岸会はその問題を解く可能性を示していて、新しい生き方を提供している気がします。」
 こんなメールが届き、8月に2週間ほどヤマギシの村に滞在して、調査研究したいとの申込み。
 ネットでヤマギシを知ったらしい。
 早速、滞在OKの返事と具体的な内容の確認メールを送る。


◇その2
 ニューヨークに本社があるドキュメント映画制作会社から取材の申込み。
 「弊社は、アメリカ・ニューヨークを拠点とし、世界30カ国以上に点在する支部で制作・厳選された最良のドキュメンタリー番組を、日々5000万人以上の人々に提供し続けているメディア・カンパニーです。」
 こんな書き出しのメールが届いた。
 若い女性の某タレントが、ヤマギシのコミュニティーでの生活を体験取材して、それを10分〜20分ほどのミニドキュメンタリー映像にしたいとの申込み。
 どうも、某タレントがヤマギシに興味を持っての企画案らしい。
 何か面白くなりそう。


◇その3
 昨日、日本に着いたという香港在住のリュウさんが案内所に来てくれた。
 リュウさんとは、かれこれ15年ほどの付き合いだ。
 彼が北京に本社がある中国新聞の東京特派員時代に知り合って、何度かヤマギシの村を参観し、ヤマギシのことを記事にしている。
 現在は、公務員の奥さんを北京に残して香港の旅行雑誌社で仕事をしている。
 週末に東京ビッグサイトで開催される「東京国際ブックフェア」に社長と来日したという。
 5年ぶりの再会だったが、元気そうで変わりなく、お互い手を握り合って再会を喜ぶ。
 リュウさんの会社が発行している最新号雑誌だ。
          

 これからは、アジア全般の紹介をする日本語版の雑誌を発行するという。
 1ヵ月前にも、リュウさんが書いたヤマギシの記事を見た中国人からメールをもらったと、そのメールが転送されてきていた。
 ヤマギシのような取り組みに、中国人は興味を示す人が割合多いので、社長にヤマギシの話をしたら、社長も興味を持って、ぜひヤマギシの村を見たいと言っているらしい。
 今回は滞在日程的に無理なので、秋に再来日したときには、社長を連れてヤマギシの村を参観したいと申込み。

◇その4
 溜まっていた郵便やFAXなど書類を整理していたら、北海道の静内で認知症高齢者のグループホームや、高齢者のデイサービス、訪問介護などの事業をやっているSさんからのFAXがあった。
 Sさんは「静内ケアセンターだより」を毎日発行している。
           

 何と、会の機関紙「けんさん」6月号の記事を紹介して、特講のことを書いている。
 6月号に掲載した記事は、福岡市のデイサービス「和気あいあい」。
 そこのスタッフが特講受講した後の様子を紹介した記事に「同業者だ。特講に送り出している。」と驚いたと書いてある。
 実はSさんの施設でも、Sさんを含めて3人が特講を受講している。
 Sさんは「専門性を養う研修会には数多く出しているが、その人自身を磨く研修には最近出していない。職員を育てる研修機会として特講に送り出そう。」と、記事を読んであらためて思ったらしい。