12日〜13日、ガンゾルグ夫妻に同行

◇12日午後から
 モンゴルから来日中のガンゾルグ夫妻を春日山実顕地に案内する。
 夫人のウーレーさんが初めての訪問なので実顕地内を、ヤナギさんの案内で車で移動し参観。
 山岸巳代蔵や亡くなった村人が眠る「公人丘」では、ここをお世話しているコバヤシさんがお茶を出してくれて、しばし懇談。
       
  

 夜は、特講の世話係や出張などでモンゴルを訪問したヤナギさん、セノオさん、ハシグチさん、ハダさんなどと、訪問時の写真や、セノオさんがモンゴルで買ってきた地図を広げながら、楽しく懇談。
        


◇13日朝
 春日山実顕地の長老・ワタナベ夫妻に「いつもモンゴルの活動を応援してくれているので会いたい」とガンゾルグがいうのでワタナベ夫妻を訪問する。
 一緒にいた春日山実顕地の老蘇さん達と懇談。
         
 モンゴルの平均寿命は男性で63歳である。みんな自己紹介で「私は86歳」「私は85歳を過ぎてから忘れてしまった」などと言うのに、ガンゾルグ夫妻はびっくり。


◇13日夜
 夕方、春日山実顕地から豊里実顕地に戻る。途中、関駅で大阪のカズコさんを迎える。カズコさんは昨年夏に2ヶ月間、モンゴルに行ってモンゴルの会員達に日本語教室を開催したほどのモンゴルファンなのである。ガンゾルグ夫妻に会いにわざわざ来てくれた。
 夜は、豊里実顕地で「モンゴル交流会」を企画してくれた。
 何と、豊里実顕地以外の三重のヤマギシの村からも参加してくれて120〜130人ほどの人たちが集まってくれた。
         

 ガンゾルグは、2008年に特講を受講した後、教師の仕事を辞め、ヤマギシの考え方をモンゴルの人たちに伝えようと、私財を投げ打って活動をし、モンゴルで3回の特講と1回の研鑽学校を開催した心情などを淡々と語る。
 会場の「モンゴルの社会づくりにヤマギシズムはどんな風に役立つのか」と言う質問で「僕はヤマギシズムがモンゴルに役立つとかでなく、世界にと思ってやっている・・・」というような言葉に会場のみんなは心を打たれ様子。普段は寡黙な彼も熱く語っていた。


◇ロビーに貼られていた「太陽に家」の子供たちの作品紹介
 「太陽の家」と書いてあるから乳児から4歳くらいまでの子供の作品だろうか。それにしても「迫力あるなあ〜」と立ち止まってみる。