火曜日の夕方に出発して、三重県のヤマギシの村に一泊し、水曜日の午前中に和歌山県のヤマギシの村・六川実顕地に行った。
水曜日の午後から、翌日の木曜日夕方まで、六川実顕地に全国のヤマギシの村から集まったメンバーと研鑽会をして、夜、三重県のヤマギシの村まで移動して宿泊し、今朝の6時に東京に向けて出発し、昼に東京に戻ってきた。
◇和歌山県のヤマギシの村・六川実顕地
久々に訪れた六川実顕地。
ここは1961年に出来たヤマギシの村だ。
ここの村を紹介している『金のいらない仲良い楽しい村・ヤマギシズム生活六川実顕地篇』には次の様に書かれている。
「和歌山県有田郡金屋町六川。
有田川支流の玉川沿いのこの小さな村は、古くから有田ミカンの産地として栄え、一戸当たりの平均総収入は、県内の一般の農家のそれをはるかに上回り、裕福な村として、近在にその名が知られていた。」
「村は、県道海南金屋線と県道に平行して流れる玉川に沿って、西側に鷲ヶ峰、東側に三角山、北側に鏡石山と、三方を小高い山々に囲まれ、人家は鷲ヶ峰の麓にひっそりと寄り添うようにたたずんでいる。」
研鑽会の合間に高台から六川の集落を見ると、まさにこの文章通りである。
ここの集落にあった約30戸の内、ヤマギシの考え方に賛同した6家族が「一体生活・ヤマギシの村」を発足させ、ミカン作りを家業にしながら今に続いている。
これが六川実顕地。
なんとも和風情緒たっぷりの落ち着いたたたずまいである。
玄関前の庭には「水車」が回っていた。
こんな「手洗い石」(?そう呼ぶのかは定かでない)まである。
ミカンの収穫は11月から12月である。
見せてもらった集荷場には、今は「八朔」がコンテナにいっぱい積まれていた。
こんな美味しそうな八朔が山と積まれているのに接したら、ファーム町田店でのお勧めに力が入るというものだ。
◇今日のビッグニュース
今朝のTVも新聞も、このニュースを大々的に取り上げている。
「重力波初観測」
「重力波って何だ?」「時間や空間をゆがめる波って?」と、詳しい内容は理解できないが、「物理学の歴史に新たな一ページを書き加える」「いまだ残る宇宙の謎の解明に繋がる」快挙だというから、凄い。
なんと言っても、驚くのは「物理学者アインシュタインが100年前に、一般相対性理論で、その存在を予言」したというのだから、これも凄い。
それを100年かけて、その正しさを裏付ける「初観測」というのだから、これまた凄い。
「凄いことなんだ」と思いながら記事を読んで、どう凄いのかもあまり理解出来ないまま、胸ワクワクする気分になっている。