7月6日・今日のおしゃべり

 今日は7月6日の月曜日だ。東京は一日雨模様。


◇「大市」準備研鑽会を2つ
 今週末は、毎月第二土曜日に開催している「産直農産物大市」の日だ。
       
 チラシも先週末に出来て、前回に引き続き大阪在住のナカガキさんも応援に駆けつけてくれて、今日からチラシのポストインも始まった。
         
 大市開催が週末に迫った今日、案内所での月曜日定例の研鑽会の午後の時間を、多摩実顕地のタケイさんとササキさん、大阪から来ているナカガキさんにも入ってもらって、その準備研鑽会にする。
 研鑽会が終わって4時に、埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地にササキさんと向かう。
 夜は、関東の実顕地メンバーが集まって、大市のさらに細かな運営面などの準備研鑽会をする。
       
 岡部実顕地で8時半過ぎまで研鑽会をして、我が家・多摩実顕地に帰ったのは10時半少し前になってしまった。
 南の海上には台風が3つも発生していて、週末の天気が心配だ。



◇7月6日はサラダ記念日


   「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日


 今日の東京新聞夕刊の文化欄に「一首のものがり」と題した俵万智さんの記事が載っていた。
       

 この歌が収録されている「サラダ記念日」と題した歌集は、280万部のベストセラーで今でも売れていると言う。
 確かに、この歌集が出たときは、こんな話し言葉の短歌を詠む歌人って、どんな女性だろうかとビックリし、興味をもって読んだ記憶がある。
 そして、それ以降、僕は密かに俵万智さんを追いかけている。
 記事の中に、面白いことが書いてあった。
 この歌の生まれた経過だ。
 「もともとはサラダじゃなくて鳥の空揚げでした」と言っている。
 ボーイフレンドと野球を見に行ったときに、カレー味の空揚げを弁当に入れて行ったら、彼が「おいしい」と言ったらしい。
 それで、〈カレー味のからあげ君がおいしいと言った記念日六月七日〉という歌になり、さらに〈「カレー味がいいね」と君が言ったから今日はからあげ記念日とする〉に直したらしい。
 しかし、空揚げでは歌にならないと思って、サラダに変えて、7月のSの音とサラダのSの音がいいので7月に変えて、7月7日では七夕でありきたりだから一日前の7月6日にして生まれたのが〈「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日〉なのだと言う。 
 
 蛇足になるが、俵万智の歌で印象に残って記憶から消えないのは、僕は次の2首だ。


   「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

 
   「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの