12月に入って今日はもう第2週目だ

◇今年は秋桜の花がまだ咲いている
 我が家の駐車場脇の花壇の秋桜
 12月も半ばに近づいている今頃、例年だと花が咲き終わって実が落ちる頃だと思うが、今年は夏の異常な暑さが続いたためか、花がまだ咲き続けている。

    

    

    

 

福岡伸一の「動的平衡」にハマって
 前回ブログに書いた以降、彼の著書『動的平衡2』と『動的平衡3』を読んだ。

    

 福岡伸一さんが提唱している「動的平衡」をもう少し詳しく知りたくなって、先月半ばから彼の書籍を読み出したらハマってしまった。
 彼が「生命とは動的平衡にあるシステムである」と言っていること。
 そして「生きている」とは「動的平衡」によって「エントロピー増大の法則」と折り合いをつけている。エントロピーとは「乱雑さ」の尺度で、錆びる、乾く、壊れる、失われる、散らばること、秩序あるものはすべて乱雑さが増大する方向に不可避的に進み、その秩序はやがて失われていく。
 生命はそのことをあらかじめ織り込み、エントロピー増大の法則に先回りして、自らを壊し、そして再構築するという「動的平衡」によって維持されている。しかし、長い間、「エントロピー増大の法則」と追いかけっこしているうちに少しずつ分子レベルで損傷が蓄積し、やがてエントロピーの増大に追い抜かれてしまう。つまり秩序が保てない時が必ず来る。それが個体の死である。
 さらに「個体がいつか必ず死ぬというのは本質的には利他的なあり方なのである。」
などなど、次々と詳しく知りたくなって、彼の著書にはまった次第。

 読んでの今の感想を一言で書くと「生命とは、生き続けるために、実に不可思議なほど精巧にできたシステムである」ということ。「私の身体が、こんなシステムで営まれているのか?」と、知的好奇心を刺激してくれた書籍だった。 

 

◇ファーム町田店の年末恒例イベント
 今週末は「クリスマスコンサート」

    

 そして、来週末は「ギターコンサート」