今日はお正月も6日。
今年の東京のお正月は快晴が続いているが、昨年よりは格段に寒いと思っていたら、今日は午後から雪が降ってきた。
3時頃にはバス通りの植木の上にも雪が積もりだして・・・。
夕方には、あたり一面が雪景色。
そんな雪降る中で、年末から飾ってある竹灯りが幻想的に輝いている。
◇会の機関紙「けんさん」1月号編集
昨日で、ヤマギシの1週間の合宿セミナー「特講」が終わったので、それに参加した人達の感想や、それに送り出した人からの投稿を待ちながら、その他の記事原稿の編集作業を始めた。
「特講」から帰ってきた参加者も、みなさん快く執筆を受けてくれて、9日までには依頼している原稿が届く予定なので、来週早々に編集を終わらせ、20日前後には発行したいと思っている。
◇いま、読んでいる本
昨年の12月中頃、新聞記事で──旧日本軍最大の輸送基地に光を当て、兵站軽視の実態を明らかにした堀川惠子さんの『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』(講談社)が、大佛次郎賞(朝日新聞社主催)に決まりました。──という記事。
1941年に日本軍がハワイ真珠湾の米軍の施設を襲撃し始まった太平洋戦争から80年というので、その大戦を検証するTV番組を何本か観たのと、昨年亡くなった作家・半藤一利さんの大作『ノモンハンの夏』を読んだこともあって、兵站を軽視しての開戦と戦い続行した陸海軍の実態をもう少し知りたくなって、この『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』を読んでみようと思った次第。
いつも行っている書店の在庫をスマホで検索したら「希少在庫」とあって、翌日に再検索したら「在庫なし」の表示。
取り寄せてもらって入手したのが年末25日頃だった。
年末からお正月にかけて、合間合間に読んでいるが、まだ読み終わっていない。
「勝ったのではなく、たまたま負けなかった日露戦争と日清戦争」で傲慢になった軍指導者達の暴走の実態を、兵站(戦闘部隊の後方にあって、人員・兵器・食糧などの補給にあたる後方活動機能)を担う「船舶」という側面から、詳細に描かれている。
その実態は、驚愕する内容でじっくり読み進めている。