今日も九州地方は、「線状降水帯」という記録的な大雨だ。
そして東京も、新型コロナウイルス感染者確認数は、5日連続の三桁の102人。
東京都以外でも感染確認者が出ている。
コロナ感染者が増えていたので、先週の金曜日と土曜日、日曜日は高田馬場の案内所に行くこともひかえていたので、週が変わった今日の月曜日は案内所に行く。
ファーム町田店の開店準備を終えて、電車のラッシュ時間が過ぎた9時半過ぎに、快速は混んでいるので普通電車に乗って、高田馬場へ。
帰りも、ラッシュ時間帯の前の電車の乗って帰宅。
最近の感染者は新宿界隈。
僕は、電車の乗り換えは新宿駅だが、駅構内だけで、新宿の街にはここ3ヵ月ほど踏み入れていない。
僕が時々寄っていた紀伊国屋書店も、感染者を出している歌舞伎町に近いので避けている。
◇『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』
これは、人形浄瑠璃の演目の題名だ。
今日の帰宅時に、高田馬場のブックオフで見つけたのが、大島真寿美さんが、昨年、直木賞を受賞した『 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 』という小説。
直木賞受賞の時から、読みたいと思っていた小説だ。
この小説は、江戸時代、大坂の道頓堀で活躍した実在の人形浄瑠璃作者の近松半二の生涯を描いたものだ。
僕が、古典芸能の文楽(人形浄瑠璃)の世界に興味が湧いたのは、三浦しをんが書いた『 仏果を得ず 』を読んでからだ。
この『 仏果を得ず 』は、若い義太夫が文楽の修行を通して、芸事に悩み、恋に悩みながらも成長していく姿を描いた小説なのだが、それを読んでから, 僕は一度、人形浄瑠璃を実際に観てみたいと思って、東京の国立劇場での公演のチケットを確保し観賞したのは5~6年前のこと。
その時の公演の演目が『 妹背山婦女庭訓 』だった。
その時のポスターのPhotoがこれだ。
そんなことで、大島真寿美さんが直木賞をとった『 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 』というタイトルを見たときに、ぜひ読んでみたいと思いながら、のびのびとなっていたのだ。
さあ、どんな物語か、文楽の世界に、暫し踏み入れてみようと思う。