今朝は、昨日からの雨も上がって、ちょっと涼しい清々しい朝だった。
我が家の前の、ファーム町田店駐車場脇の花壇の紫陽花が咲き出したことに気付く。
僕は紫陽花が好きだ。
紫陽花が咲くと梅雨も近い。
そして、この花には、僕は特別な思い出もある。
僕が20代の時、某電機会社の独身寮に住んでいた。
そこでお世話になった寮母(管理人)が、シノブというおばさんだった。
このシノブおばさんは、歌人でもあった。歌集を2冊ほど出していた。
シノブおばさんには、本当にお世話になったし、何かと面倒もみてもらった。
そのシノブおばさんから、結婚お祝いにいただいたのが、紫陽花を詠んだ短歌の額縁だった。
僕は大事に、40年も部屋に飾っている。
このシノブおばさん、今は亡き人であるが、満州から引き揚げてきて、女手一つで子供2人を育てた、実は有名なシナリオライターのお母さんだった。