金曜日・今日の案内所

 今日は「立冬」。天気は快晴。
 今朝の多摩実顕地生活館屋上からの風景。樹々の葉に彩りをちょっと見られる。
      
      


 今日の案内所は、来客が3人もいて、イタリアからはワインが届いてビックリ。


◇訪ねてきてくれた人・その1 
 ネットで参観を申し込んできた八丈島のアサヌマさん。
 埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地で2日間の生活体験をした帰りに寄ってくれた。
 「みんなに良くしてもらって・・」と、食事も美味しかったし、畑作業などもやって、岡部実顕地の2日間は楽しかったようだ。
 「僕の考えもかなりヤマギシ的だとは思っているのですが、やっぱり、特講を受けないと、本当のことは分からないですかね。正月に参加しますよ。」と、特講のパンフレットを持って帰って行った。
             


◇訪ねてきてくれた人・その2
 40年ほど前に、ヤマギシの特講を受け、研鑚学校もいったというツルミさん。
 北海道の別海実顕地での研鑚学校に参加したようで、その別海実顕地を「北試」と呼ぶくらい昔ヤマギシに関わった人だった。
 突然、訪ねてきて「いやあ〜、東京案内所が今でもあるんだね〜、嬉しいなあ〜」と。
 「昔の特講や研鑚学校の名簿を見て、同窓会でもやりたいと思って手紙を書いたけど、みんな戻って来ちゃったよ。」と・・・。
 思い出しながら出てくる名前で、何人かは実顕地メンバーだったが、半分以上は僕も全然知らない人だった。
 昔の話などを40分ほど話して、「案内所が、高田馬場に今でもあるって、嬉しいねぇ〜」と帰って行った。


◇訪ねてきてくれた人・その3
 今週初めに、今は実顕地を離れて生活しているが多摩実顕地にもよく顔を見せるカナヤさんから「じっくり話したいことがあるので・・・」と電話があって、今日の午後に訪ねてきた。
 ヤマギシが首都圏で活動を始めて約40年。
 先日会ったときに、これを機会に何か年表みたいなものでも作りたいと話したら、そのことをいろいろ考えてくれて、その話や今の活動について、約2時間も話し込んでしまった。


◇イタリアからのプレゼント
 ヤマギシズム学園で育ったテス君。現在はイタリアでワイン作りの修行中だ。
 そのテス君から、ワインが送られてきたのでビックリ。
            
 同封されていた手紙には、
 「東京案内所の皆様 お元気ですか?
 毎月、けんさん紙を送っていただき、ありがとうございます。楽しみに読ませてもらっています。
 早いもので初めてイタリアに来てから13年が過ぎ、今はこのワインのワイナリーの醸造責任者として働いています。
 自分のワインをつくるまでには、もう少し時間がかかりますが、着々と自分のやりたいことをやってきています。」
 こんな事が書かれていて、最後に、
 「長期熟成に向かっているワインですが、もう味を楽しむことができます。案内所の皆さんでどうぞ。 少々早いですがメリークリスマス、そして、良いお年をお迎え下さい。」
 とあった。

 イタリアからワインが届くなんてビックリだし、ヤマギシで育った若者が、こうして元気に、自分の目標に向かって修行していることに、ほんとうに嬉しかった。