モンゴルの友人たちが帰国

 先日の光が丘公園で開催したモンゴルの「春祭り」に来日していた友人たちが、今日のウランバートル直行便で帰国した。


◇昨夜は送り出し交流
 昨夜は滞在最後の夜なので、夕食後に多摩実顕地のみんなで送り出し交流会をした。
 先ずは、研鑽会場で懇談会。
 日本に来ての印象や、モンゴル春祭りをやってみての感想を出し合った。
          
 彼女たちは、何と言っても、モンゴル料理のホーショールが大好評だった事が嬉しかったようだ。
 両隣のお店は200円で、自分たちのお店は250円。
 それでも食べた人が「あの店は美味しい」と、まとめて20個買ってくれた人もいたりと、彼女達が作ったホーショールは人気で、それが嬉しかったと言う。
 多摩実顕地でも、ボーズ(これもモンゴルの代表的な家庭料理)を作ってくれたり、実顕地のトモコさんが作る食事が「とても美味しかった」と、2日に来日して一週間の多摩実顕地での滞在が楽しく、大満足だったようだ。
 「来年も、また来て祭りに参加したい」と言っていた。
 感想を聞いたあとは、ロビーで、ヤマギシのパン屋さん・カントリーで作ったシュークリームをみんなで食べて・・・。
 その後はワインとビールで乾杯。
          
 一週間、生活を共にすると、言葉は通じなくても、心は通じて、ワイワイガヤガヤ・・・楽しい時間を過ごす。
 最後には、「川の流れのように」と「北国の春」をみんなで歌う。
 モンゴル人は日本の演歌が大好きなのだ。


◇今朝7時過ぎ、成田へ
 出発前に、多摩実顕地の玄関前で記念写真。
              
 モンゴル祭りでは、2日間、朝から夕方まで1日7〜8時間を立ちっぱなしでホーショールを作り続けた彼女達だ。
 それも、玉ねぎ刻みなどの下ごしらえを「前の晩にやっては味が落ちる」と、朝の5時頃からやって会場に向かった彼女達だ。
 「モンゴルの女性は、やる時はやるなぁ〜」というのが、カワハラさんの感想だ。
 そんな彼女たちが、みんなに見送られて出発。
 荷物が多いので、イヌカイさんが成田空港まで車で送って行くことになった。
 車の乗りこむ前に、みんなと、しっかりハグして、再会を約束して、元気に出発した。
            
 飛行機は予定通りのフライトだったようだから、今頃はウランバートルに着いて、家族に日本滞在の話をしていることだろう。


◇中学生になったムンクチン
 今回の来日メンバーの1人・ウーレーさんの長男は、小学3年生の時に来日して、春日山の楽園村に参加した。
 その長男の名前はムンクチン。もう中学1年生になった。
 馬にも乗れるモンゴルの少年だ。