◇昨夜のテレビ番組
日曜日夜の昨夜、僕は2つのTV番組を観た。
その1:TBSドラマ 『パートナー〜愛しき百年の友へ〜』
実に感動的なドラマだった。
僕は、孫文の「辛亥革命」を支援した梅屋庄吉のことは知っていたが、ベトナム独立運動を支援した日本人がいたことは知らなかった。
静岡県袋井市出身の医師・浅羽佐喜太郎。
明治時代に、ベトナム独立運動の英雄、ファン・ボイ・チャウ(潘佩珠)らベトナムの青年が危険を冒して、独立闘争準備のため来日した際に、ベトナムを植民地として支配していたフランスの要請で、日本政府の厳しい監視の中、物心両面で彼らを支え続けた日本人・浅羽佐喜太郎。
日本ベトナム国交樹立40周年にあたって、両国友好の懸け橋となった浅羽佐喜太郎と、独立指導者・ファン・ボイ・チャウの2人の友情の物語だった。
このような、日本人がいたことを本当に知らなかったし、いたことに誇りに思うドラマだった。
付け加えて、浅羽佐喜太郎を演じる東山紀之の演技が実に良かった。
その2:NHK Eテレ『サイエンスZERO・祝イプシロン打ち上げ』
9月14日に打ち上げが成功した国産ロケット・イプシロン。
世界初のコンピューターによる自動化システム。
いままでは熟練した技術屋が点検していたのを、コンピューターを駆使して、ロケット自身が異常がないかどうか、予定通り打ち上げ可能かどうかを判断する技術。
それによって、開発や打ち上げのコストを大幅に削減する次世代ロケットの誕生なのだそうだ。
そんなロケット開発の挑戦と、これからの可能性を、僕はワクワクしながら観た。
JAXAプロジェクト・マネージャーが出演し、熱く語っていた。
僕は、ただただ「凄いなあ」と思った。
◇多摩実顕地に豊里実顕地から老蘇さんたちが来た。
ヤマギシでは、お年寄りを「老いてますます蘇る」と言うことで、「老蘇」と呼んでいる。
三重のヤマギシの村・豊里実顕地に住む、その老蘇さん達が、バスで東京観光に来て、今日は多摩実顕地に宿泊だ。
夕方、お迎えして、食事の後に、老蘇さん達を囲んで、多摩実顕地のメンバーと交流研鑽会をした。
明日は皇居や浅草を観光して、明後日はスカイツリーにのぼるそうだ。