今日の日曜日、多摩実顕地で過ごす

◇まだまだ雪が残る町田
 多摩実顕地の生活館前の路地の両側には、まるまる一週間が過ぎても、雪かきで積まれた雪がまだまだ残っている。
      

 実顕地から歩いて15分ほどの桜の名所の遊歩道・尾根緑道も雪景色だ。
      
 遊歩道脇の花壇畑に、雪どけ隙間から菜の花が顔を出していた。
             


◇雪が覆われた畑に堆肥撒き
 妻は地域の認知症の人達が集まる施設にかかわっている。
 そこに集まって来る人たちと、一緒にやっている畑に、春が来る前に堆肥を撒いておきたいと言っていたのは半月ほど前だ。
 2週続けて大雪で、そのチャンスを逃していた。
 今日は天気もいい。朝8時過ぎに畑に行く。
 雪に覆われた畑。雪が溶けてからにしようと思ったが、雪の上に撒いたら、雪どけと一緒に大地に滲みるのではないかと期待して鶏糞堆肥を撒く。
 白い雪の上に撒いたのだが、それがかえって均等に撒くのに好都合だった。
     
     


 
◇豊里から研鑽会で帰ってきたメンバーと研鑽会
 昨日は、豊里実顕地の研鑽会(実顕地づくり研・養鶏法交流会)に、多摩実顕地から9名を送り出した。
 そのメンバーが10時前に帰ってきたので、豊里実顕地での研鑽会の報告も兼ねて、昼に研鑽会をする。
 今年に入って研鑽を進めているテーマが、具体的に動き出す情勢が着々と積み重なっている感じがした。


◇今日は町田市の「市長と市議会議員選挙」
 今月初めには、都知事選挙があって、今日は市長と市議会議員の選挙日だった。
           


◇多摩供給所が仮供給所へ移転完了
 町田街道沿いにあった多摩供給所が、多摩実顕地の生活館前の広場と生活館の一部に仮移転した。
 いままで30数年営業していた場所は、大家さんに返却する。
 タケイさんが「完全に引っ越し終わって、きれいになったよ。」というので、夕方、見に行ったら、看板も植木も、もちろんゴミも片付けられ、庭もきれいに掃き清められ、入口に移転お知らせの看板が立っていた。
     
 明日からは、大家さんの管理下になる。長い間、ご苦労様でした。


◇佐田尾信作著『宮本常一という世界』を読む
 先日、豊里実顕地に出張した時に、オキナガさんの机の上に宮本常一関係の書籍が2冊あった。
 宮本常一は、オキナガさんと同じ山口県周防大島生まれの民俗学者だ。
 オキナガさんの口からよく宮本常一の名前を聞く。
 2冊あった書籍の一冊、佐田尾信作著『宮本常一という世界』を借りてきた。
            
 中国新聞大島支局記者の著者が、さまざまな分野で宮本常一の志を継ぐ人達を訪ね、その対話やインタビューの記録が収録されていた。
 旅する巨人と言われる民俗学者だけあって、その人脈の広さと、彼を慕い、彼の志に共鳴して、それを後世に繋げようとする人達が多いことに驚く。
 そして、宮本常一という民俗学者の偉大さにあらためて気づかされる著書だった。