モンゴルの友人を三重に案内

 モンゴルから2人の友人が来日している。
 日本には仕事できたのだが、その仕事も無事終わって5日に帰国する。
 その前に
 「三重のヤマギシの村で技能研修生として暮らしている友だちにも会いたいし、モンゴルで受講したときの特講世話係だったナルセさん、ハシグチさんやリツコさんにも会いたい」と言っていると聞いたので、それでは、三重のヤマギシの村に2人を案内しようと、急きょ、日曜と月曜の日程で計画。


◇2人はモンゴル国立体育大学出身
 2人ともすでに結婚して子供がいるが36歳の青年。
 モンゴルではこの年代が社会を支えている世代で、本人たちは青年とは認識していないようだ。男性の平均寿命が62歳のモンゴルでは、30歳後半は青年ではない。
 2人は、モンゴルで開催した特講の第2回目と第4回目の受講者だ。
 ともにウランバートルにある国立体育大学の出身。体育教師の資格を取得しているが、現在の職業は車両関係や食品卸の自営業。
           
 大きいお腹の通称・ガンちゃんは、大学時代はバスケットボールの国の代表チームで活躍した事もある。
 バスケットをやめてから太ってしまったと、僕が始めてあった第2回モンゴル特講の時には130Kgだったが、今は少々ダイエットして115Kgだ。
 ガンちゃんに比べるとほっそり見える通称・スヘーさんは、学生時代はモンゴル相撲が強く地区で優勝経験もあるらしい。
 Tシャツをめくって見せてくれた胸の筋肉が自慢だ。


◇日曜日の朝、三重に向かう
 日曜日の朝、僕は5時に起き、妻に町田駅まで送ってもらって6時前の小田急線電車に乗り、6時半に東海大学前駅でビャン君と2人が乗る車と待ち合わせ。
 そこから東名高速で三重に向かう。
 薄曇りだったが、富士山はきれいに望めて2人は大喜び。
     
 途中、SAで朝食をとったり、休憩をしながら、その度に写真を撮って・・・。
           
 ビャン君、ガンちゃん、スヘーさんの3人が歩いていると振り向く人がいる。モンゴルから来た相撲取りだと思うのかも知れない。特にビャン君とガンちゃんの腹は凄い。
              


◇11時過ぎに豊里実顕地に到着
 特講の世話係だったナルセさんに会って、ナルセさん夫妻の接待で昼食。食欲も凄い。何でも「美味しい、美味しい」と食べる。
           
 昼食後は、モンゴルから技能研修生の友人たちと会って、彼らが働いている職場を案内してもらう。
           


◇夕方4時過ぎに春日山実顕地へ
 春日山実顕地にも技能研修生の友人たちがいるし、特講世話係をやったハシグチさんとリツコさんがいる。
 ハシグチさんやヤナギさんの案内で、場内や職場参観。
           

 夜は、ビールで乾杯しながら技能研修生も入れて、リツコさんが用意してくれたつまみを食べながら、ハシグチさん、ヤナギさんと楽しく交流。
 モンゴルの歌も数曲聴かせてくれた。
 もいろん、先日、多摩実顕地に研修生たちが来たときの交流会で披露してもらったモンゴルの「母さんの歌」もリクエスト。
 今年の年末までには、モンゴル語で歌えるように、ビャン君に歌詞を書いてもらって覚えたいと、ヤナギさん、ハシグチさんと僕の3人は固い(?)決意を表明する。

 
◇夜行バスで東京へ
 ビャン君と2人は、春日山実顕地に宿泊し翌朝に東京に戻るのだが、僕は月曜日の案内所での研鑽会が入っていたので、春日山実顕地入口の高速バス停を10時40分発の夜行バスに乗って東京に帰って来た。


◇そして今日の一日
 品川に6時過ぎについて、案内所に直行。
 10時の研鑽会の前に、機関紙「けんさん6月号」の原稿を編集して、原稿が揃った紙面から、急いで紙面製作を担当してくれているイワタさんに送る。
 10時過ぎに、豊里実顕地のオオモリ君と、春日山実顕地のコンノ君が到着。
 夏の楽園村についての研鑽会をする。
 午後は、朝に引き続いて「けんさん」の編集作業。
 届いた原稿を整理編集したり、最終確認したり、写真を選んだり・・・。