久しぶりにのんびりと日曜日を過ごす

◇朝、コスモス畑を見に行く
 日曜日に実顕地にいるときは、朝の散歩を健康のためにするのが僕の日課だ。
 週末に出かけていることが多く、今日は、久しぶりに散歩に出かける。
 散歩コースの定番〝尾根緑道〟のコスモス畑はどうだろうか。
 そんな期待を抱いて歩く。
    
 秋は、やっぱり〝コスモス〟だ。


池井戸潤著『空飛ぶタイヤ
 三重のヤマギシの村・春日山実顕地のSさんの書棚から、先日借りてきた文庫本3冊。
 1冊は今野敏著『隠蔽捜査』。(先週末のブログに記載)
 あとの2冊は池井戸潤著『空飛ぶタイヤ』(上)(下)だ。
        
 下町ロケットを読んで以来、池井戸潤の本をよく読むようになった。
 この物語は、実際に起こったトレーラーの脱輪によって母子が死傷した事故を題材にしている。
 その事故原因をめぐって、財閥系大企業と中小運送会社との戦いの物語だ。
 この本でも感じたことだが、池井戸潤の小説は、「スジを通す」男の物語であり、「正義は勝つ」物語なのだ。
 ハラハラしながら今回も物語の展開に引き込まれた。
 さらに僕は、池井戸潤の小説を読みながら、物語の展開に合わせて、前職のT電機会社に勤めていた頃の会社組織での人間模様を思い出して、うなずいたり、納得したり、身につまされることも多々あって、ついつい一気読みしてしまう。
 とにかく、池井戸潤の本は、男社会というか、組織の中での、男の生き方を考えさせられる。
 

◇夕方、妻が散歩に誘う
 午後3時頃、突然、妻が「散歩を付き合って」と言う。
 「えっ! どうしたの? 散歩は今朝したよ。」
 「いいじゃない。付き合ってよ。恩田川に行ったことないでしょ。」
 そんなやり取りをして、結局、付き合うことにした。
 車で15分ほど行って、着いたのは、春は桜並木の名所〝恩田川遊歩道〟だ。
 地域の介護支援の仕事をしている妻は、今週末に認知症の人のマラソンの企画を、この恩田川遊歩道でするのだと言う。
 この企画は、北海道・札幌をスタートした「認知症の人や家族、サポーターによる襷リレーによる東日本1200Kmマラソン」で、そのゴールが町田なのだそうだ。
 そのコースの下見が散歩の目的だった。
        
 約4.5Kmのコースを往復したので9Kmの距離だ。妻はバインダーに時間を記入しながら歩く。
 結局、2人共に汗びっしょり。
 車を駐車していた横のスーパーで、僕はビールを買って帰る。
 まあ、理由はなんであれ、知らなかった恩田川遊歩道を、妻の案内で散歩出来たことを良しとするしかないだろう。


◇愛和館(実顕地の食堂)の後片付け
 今月から多摩実顕地では、土曜日と日曜日の夕食後の愛和館の後片付けを、夫婦単位ですることになった。
 今日の日曜日は、我が夫婦の当番。
 ほとんどの人が食事を済んだ8時半から、後片付けを始める。
 大物鍋を洗って、所定の棚に収納して、食器洗浄機の洗浄ユニット部分を分解して汚れを洗い流す頃には、またまた汗びっしょり。

 今日は、ほんとうに〝汗いっぱいかいた〟日曜日だった。