今日は、台湾のレイさん、中国で仕事をしていて昨夜帰国したというオオウチさんとヤマグチさん、石川県のヤマギシの村・加賀実顕地のユミコさんが、案内所を訪れてくれた。
◇台湾在住のレイさんは、ヤマギシの特講を受講したのは7年前。その時は2人の子供の親だったが、現在はなんと5人の親になっていた。
レイさんは、中国の誇り高き客家(ハッカ)民族である。現在はフリーライターの仕事をしていて、今回も日本にいる客家の人達の取材の様だ。
通訳がみつかったら、できるだけ早くヤマギシの研鑽学校に参加したいという希望をもっての来訪だった。
特講を受け7年も経っているのに、そんなレイさんが今いるのは、特講を受講した以降、ユミコさんがずっとメールのやり取りをしてくれているからだ。
今日も石川県からユミコさんが駆け付けてくれたのだが、レイさんはユミコさんに会えたことがとっても嬉しそうだった。
◇オオウチさんとヤマグチさんは、以前は鄭州を拠点に仕事をしていたが、現在は上海で忙しく仕事をしているようだ。
オオウチさんとヤマグチさんは、長年中国で仕事をしていて、有名な中国河南省の「南街村」をはじめ、多くの中国の方に、ヤマギシを紹介してくれている方だ。
オオウチさんは製麺プラント技術者である。上海に大きな製麺工場を建設していて、そのライン立ち上げにかかりっきりの様だ。
日本に帰国しても一週間程度で仕事関係に走り回っていて、前回帰国した時は会うことができず、今回は約1年ぶりにお会いした。
奥さんのヤマグチさんは、ふるさとが福島県の双葉郡双葉町で、事故を起こした原発から10Km圏内なのだと言う。「お盆でもお墓参りにも行けない」と言っていた。
ちなみにオオウチさんは宮城県の出身で、昨年の地震と津波で実家が被災していて、親戚の方が一人亡くなっているらしい。
ヤマギシの特講を受講した方が、来日した時には、こうして案内所を訪れてくれる。
食事をしながら、しばしの時間、話に花を咲かせ、僕もいっぱい元気をいただき、またの再会を願って固い握手をして、今回も送り出した。