モンゴルの家庭料理の代表格に肉入り揚げ餃子・ホーショールがある。
早稲田奉仕園のモンゴル語講座の人たちで、ホーショールを作ってみんなで食べる会をやるから参加しないかと誘いを受けた。
ショーホールは、前にもビャン君家族が埼玉のヤマギシの村・岡部実顕地の春祭りで作ったことがあるし、今年のモンゴルのお正月の日にビャン君の奥さんが作ったホーショールをご馳走になったこともある。
もちろん、モンゴルに行った時には必ず食べる料理だ。
早稲田奉仕園は高田馬場の案内所から歩いて20分、せっかくのお誘いと、エプロンを持って参加した。
早稲田奉仕園の食堂にちょっと遅れて着いた時には、もう作り出していた。
小麦粉をこねたり、今回は羊肉でなく牛ミンチ、それとみじん切りの玉ねぎやニンニクで中に入れる具を作っていた。
皮をのし棒で丸く薄く伸ばして、具を入れて閉じる。その閉じ方がうまくいかない。指先で縫うようにつまむというが、それがなかなか難しい。
約3時間もかけて、120個ほどのショーホールを作る。今回は、肉だけでなく、魚肉(アジ)入りも作ってみたが美味しかった。
参加者の中に小学校5年生の少年がいた。彼もモンゴル語を勉強しているという。
その動機を聞くと将来は生物学者になりたい、そのために化石が豊富なゴビ砂漠やモンゴルに行って研究するときのためにモンゴル語を習得しているという。
今週火曜日には、三重のヤマギシの村・豊里実顕地からオカダ夫妻が1ヵ月滞在予定でモンゴル農場交流に出発する。そして、10日にはモンゴル第三回特講の係団がモンゴルに向かう。本場のホーショールを腹いっぱい食べることだろう。