最近届いた3件のメールのお話し

ブラジルのヤマギシの村に住んでいるカヨさんからメールと写真が届く。
−−島田君、元気にやってます。写真は社員さんとの忘年会の様子です。ご両親に見せてあげてください。かわいい好青年で私たちもとても楽しいです。−−
 島田君というのは、我が家・多摩実顕地から1ヵ月の滞在予定でブラジル実顕地に行った青年だ。ブラジルでは現在、鶏舎の建て替えがあって、お手伝いできる日本からの若者を募っていた。昨年の暮れから正月にかけて、島田君はオーストラリアのヤマギシの村で鶏舎建設の経験がある。2年つづけて海外でのお正月だ。今年の1月末に帰国した時には見違える程、男らしい若者になっていた。異国での経験が彼を育てている。今度もいい経験になるに違いない。来年1月中旬帰国が楽しみだ。
 メールをくれたカヨさんは、私がヤマギシの村に参画した当時、青年部で活躍していた女性である。もう私も40歳になりましたと別メールに書いてあった。
(写真は楽しい忘年会の様子、後に立っているのが島田君だ)


最近フリーになったTVドキュメンタリー番組女性プロデューサーのNさんに、彼女が作った番組を見た感想をメールで送ったら返事が来た。
 1つは、手帳の活用を紹介する番組。もう1つは、1987年に起こった大韓航空機爆破事件をあつかった番組である。手帳の番組は気楽に自分でも楽しんでやれたが、大韓航空爆破の番組は緊張の連続だったと言っていた。彼女自身が韓国まで出かけて実行犯の女性に3日間インタビューした話を先日会った時にしてくれた。
−−見ていただいてありがとうございました! 本当は、最初の予定の11月末放送だったら視聴率は良かったはずなんですけどね…。北朝鮮の砲撃の直後だったから、タイミングが良すぎたのかもしれません。この3か月、働きすぎて疲れ切ったので、今年はもう年内休業することにしました。年末にはやっとギャラも入ってくるので、何とか歳が越せそうです。お互い、よい年を迎えましょうね〜♪−−
 社員として仕事をやっていた時は毎月入っていた給料は、フリーになったら仕事をしてもすぐにはお金が入ってこなくて…、生活が大変なの」とぼやいていた。なかなかいい番組を作る女性である。先日会った時に「ギャラがいっぱい取れるような私になったら、おごりますからね」と明るく笑った顔が浮かぶ。

アメリカの共同体をいくつか訪ね歩いて生活経験もあるKさんから、クリスマス・メールをいただく。
−−メリー・クリスマス! ご無沙汰しております。如何おすごしでしょうか。最近は不況のご時世もあり「やすく」生きておりまして、疲れやすく、忘れやすく、怠けやすくのやすく三重苦ですが、それでも無事に年の瀬を迎えられるのは、有り難いことであります。家族ともども健康で、楽しくやっております。みなさまが楽しい年の瀬と素敵な新年を迎えられますよう、お祈りしつつ。−−
 Kさんもヤマギシの実践を温かい眼差しで見ていてくれている理解者だ。「もの書き屋」と自称していたが、現在は出版社を営んでいる。暫く会ってない。近々会って、先日訪問した木の花ファミリーの話をしようかと思っている。