新宿駅西口イベント広場で「東京発!物産・逸品見本市〝極鮮TOKYO〟」という東京の物産販売展をやっている。
案内所に昼ごろ寄ってくれたヒロコさんが「N君のお店も出ているのよ。」と教えてくれた。
N君というのは両親がヤマギシの村にいて、ヤマギシの学園で育った青年だ。
3年ほど前、手作りハムのお店を東京郊外に出して夫婦で営んでいる。
そう言えば、お店の近くに住んでいるユリカさんが、先日「イベント出店があるので、子供預かりを頼まれたのよ。」と言っていたのを思い出した。
新宿駅は通勤の乗り換え駅だ。
帰宅の時に、西口イベント広場に寄ってみた。
こんなに人気があるのかと驚くほどの凄い人ごみだ。
出店しているのは90店。
人混みをかき分けてお店を探す。
やっと、夫婦2人で、お客さんに楽しそうに対応している姿を見つける。
ほんとに忙しそう。
声をかけるのも申し訳ない感じで躊躇していると、N君が気付いてくれた。
N君夫婦が、元気に、楽しそうにやっている姿を見て、僕はほんとうに嬉しくなって、暫し見とれてしまった。
会場でもらったパンフレットのお店紹介に
「フランスや飛騨高山、キュルノンチュエで修業を積んだシェフによる自家製生ハム・サラミ・パテなど♪」と書いてあった。
東京の物産展に出店できるなんて凄い。
帰りの電車の中で、ヤマギシの村に住んでいるご両親に「好評ですよ。凄い人です。」とメールで簡単に報告する。
村育ちの青年の活躍。ほんとうに嬉しい。