土曜・日曜は栃木県の大田原農場で

 土曜日と日曜日は、栃木県の大田原農場に、関東の男性会員有志でやっている〝ふるさとFarmづくり・農業体験〟のメンバー10人が集まった。
 前回集まった時に定植したジャガイモも芽を出し育ち、麦は立派な穂を出し、僕たちを迎えてくれた。
     


◇土曜日の作業
 大田原農場で僕たちが利用させてもらっている宿舎(旧学園舎)は、2年前の大震災で被害を受けて屋根瓦も破損した。
 屋根の棟瓦も落ちたので、そこにビニールシートをかけて土嚢袋で固定していたのだが、2年が経過して、土嚢袋も破け、雨漏りもしてきたというので、先ずは、それの補修から始める。
 土嚢袋をつくり、それを屋根に運んで固定する。
          
          
           

 屋根の補修後は、薪ストーブの煙突掃除をして、そのあと畑へ。
 前回植えたジャガイモの芽カキ作業をする。
          

 現在、大田原農場では、農場の一部をメガソーラ―に使用するために整地が進んでいる。
 そのために、そこの敷地内にある植木や草花を移植する必要がある。
 まず、きれいに咲いている矢車草を移植。
          


◇男の料理
 作業を5時過ぎに終わって、近くの温泉に行って疲れを癒し後、夕食の食材を買い出しして、男の料理。
 薪ストーブでスパゲッティを茹で、ベーコンや野菜をいため、トマトソースを入れて、ナポリタン風に・・・。
          

 カトウさんがアジやイカの刺身と、ヒラメのカルパッチョまで作って・・・。
          

 ヤトウさんが持参した豚肉と鶏肉のスモーク(これは那須実顕地のオガワさんが作ったものだ)に、ホットプレートでちょっと熱を入れて・・・。
          
 

◇日曜日は7時から作業
 朝から前日の作業の続きで、草花の移植作業をする。
 先ずは、ミョウガの群生地から根を掘り出して、別の場所に移植し、新たな群生地を作る。
          

 花ショウブやユリ、キキョウを掘り起こして、トミタさんが1人で建てた鶏舎の近くに移植。
          
          

 もう作業を終ろうかと道具を片付けだした時に、トミタさんは遠慮気味に「もう一つやりたいことがある」と提案。
 植木が伸びすぎて、電線に接触し出したし、農道や近所の田んぼの上まで枝を伸ばしている。
 ここは、本業が植木屋のモトハシさんの出番と鋸をもって木の上に・・・。
          


天気も良く、土に触れ、身体を動かし、程よい汗もかき、そして男同士で語らい、ちょっと疲れも感じる楽しい2日間だった。


◇大田原農場にはいろいろな花がいっぱい