◇「ふるさとFarmづくり」
首都圏の男性会員有志でやっている「農業体験・ふるさとFarmづくり」の幹事役のイズミダさんから「そろそろ春ですし、一度集まりませんか。」とメールをもらったのが先週初め。
この企画の舞台になっている栃木県の大田原農場には、雪が降ったり、まだまだ寒いと言う理由をつけて、今年はまだ訪れていない。
僕たちを受け入れてくれる大田原農場の住人・トミタさんは「来るのなら、ジャガイモ定植を準備しておくよ。」と連絡があった。
来月からはメガソーラの工事も始まると聞いているので出かけてみた。
◇土曜日
午前中の多摩実顕地での研鑽会が終わってから、大田原に電車で向かう。
春を感じさせる大田原市の田園風景。遠くに望む山には雪が・・・。
大田原農場は、先日の大雪がやっと消えたところで、まだまだ春の彩りはない。
今回集まったのは、予定外の急な呼びかけだったので5名。
僕を除いた4名は1時に集合して、ジャガイモ定植を終わらせてくれていた。
僕の到着を西那須野駅で持っていてくれて、みんなで温泉に行く。
温泉から帰って、ヤトウさん持参の那須実顕地のサトウさん差し入れのスモーク豚肉と野菜を焼いて、男の料理で夕食。
今回も薪ストーブが活躍だ。これ一つで夜の暖房は完璧だし、常時、お湯が沸いている。
このストーブで暖をとりながら、トミタさんを囲んで深夜近くまで懇談。
◇日曜日
朝起きて、作業着に着替えて畑づくり。
不耕起栽培なのだが、あとあと邪魔になりそうな頑固な雑草の根を切る作業をする。
◇トミタさんが作った炭焼き小屋と鶏舎
もともと炭焼き小屋と鶏舎はメガソーラ建設用地内にあった。
それを、トミタさんは一人で移設した。
鶏舎には鶏が数羽、毎日、卵を産んでいると言う。
今朝の食卓にも、ここの鶏さんからプレゼントされた卵が・・・。
こちらの炭焼き小屋もなかなか立派(?)。窯口近くには、伐採した木が定尺にきれいに切り揃え積んであった。
◇次回の「ふるさとFarmづくり」は5月に
4月は、埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地の「春のつどい」や、5月連休にある三重県のヤマギシの村・春日山実顕地での「春まつり」準備がある。
大田原農場に集まるのは、5月の「春まつり」が終わってから、サツマイモの定植時期にしようと決めて昼に解散。
帰りは、ヤマサキさんの車に同乗して帰ってきた。
途中、昨年12月にリニューアルオープンした東北自動車道上り線の羽生PAによる。
江戸時代には、日光街道の要衝であり、江戸の入り口の「栗橋関所」があった埼玉県久喜市栗橋北が、羽生PAから近いことから「鬼平江戸処」として、江戸の町並み風のPAにしたのだ。
寄ったのが昼時だったからか、大勢の人で内部を詳しく見ることは出来なかった。
今日は、〝春到来〟を感じさせる暖かい暖かい一日だった。