金曜日・夜は定例の「男の研鑽会」

 今月はお盆があったので第4金曜日になったが、毎月第3金曜日夜は、案内所に仕事帰りの男達が集う。
 名称は「男の研鑽会」。
 今回は、何と15名の研鑽会になった。
 今日の「男の研鑽会」は、夏のヤマギシの特講に参加したFさんとK君、さらに夏のヤマギシズム研鑽学校に参加したYさんを囲んでの研鑽会だった。
               
 「長いこと、妻やみなさんから特講に参加するように勧められて、拒んでいたが、実際行ってみたら、想像していたのとはまるで違って、本当に楽しかったし、良かった。なぜもっと早く参加しなかったのかなって、今は思っている。」と出したのはFさん。
 「親から言われて、いやいや参加したけど、親のヤマギシをやってきた気持ちが分かった。」と言ったのは22歳の青年のK君。
        
 オーストラリア、スイス、ケニア、韓国の人達と、2週間の研鑚学校に参加したYさんは、「行く前は諸国の人の中で考えられるのかと心配だったが、実際はいろいろ気付いた研鑚学校だった。」と語っていた。

 研鑽会後半は、ヤマギシの幼年部出身のK君が、特講の感想の中で、親のことを出していたので、親が子どもの話を聞くというのはどんな事だろうか、自分は子どもの言うことを本当に聞いていただろうか、そんな話題に集中。
 そんなテーマを考えていたら、終了予定の9時を過ぎて9時半までの研鑚会になった。
 その後、仕事帰りにお腹を空かしてみんな集まってくるので、夕方に買い出しをしておいた軽食とビールで〝乾杯〟をし、またまた先ほどの続きで、しばし語り合う懇親会となる。
        

 10時を過ぎると、それぞれの帰宅時間と電車を考えながら、三々五々「それじゃあ、また来月に!」とか、「明日早くから出掛けるので…」とか、家路に就く。
 今日の最終帰宅者は、11時15分。

 「男の研鑽会って、なにをしてるの?」と、よく女性の方々から聞かれることがあるが、仕事を離れ、男だけで、気軽に思いを出すことが出来る、こんな機会が、男には必要なのかも知れないと、みんなを送り出して、いつも思う。
 こんな場が、男にとっては〝憩いの場〟の一つになっているのだ。