暑い暑い今日4日のおしゃべり

 今日は町田でも、暑い暑い35℃ほどの猛暑日
 木曜日でファーム町田店はお休みなので、腰痛予防というか腰痛悪化防止のために、知人やっている鎌倉の骨盤調整治療院に行った。
 駅から5~6分程度のところなのだが、汗びっしょり。


 11時頃の鎌倉駅前、この暑さのためかいつもより観光客は少なく感じた。

               

 駅前から鶴岡八幡宮につづく小町通りには七夕飾りがあちらこちらに飾られていた。
 でも、この暑さ。小町通りの入り口で退散。

               

 入り口の鳥居に飾られた吹き流し。

               

 治療院からの帰りに、駅に向かう途中にビルの谷間に、比較的小さなお寺があって、花がきれいに咲いているのが見えたので入ってみた。

               

 この花、よく見かけるが名前を知らなかったのでスマホで検索したら「ムラサキクンシラン」と出てきた。

               

 「オニユリ」も強い陽差しの中で咲き誇っていた。

               

               

 このお寺は、「大巧寺」という安産祈願のお寺だった。

               

               

               

 

◇行きと帰りに電車の中で読んだ本・藤ノ木優著『まぎわのごはん』
 この文庫、読書仲間から「読んでみる?」と先日渡された、初読みの作家の本だ。

               

 この藤ノ木優という作家も現役医師。
 余命を宣告された末期がん患者やアレルギー患者などに、その患者の状態を克明に把握して、それを考慮しながら料理を提供する特別な食事処「まぎわ」が舞台。
 そんな料理屋で、癌末期の患者の希望に応えようと悪戦苦闘しながら心身ともに成長していく若き料理人の物語だった。
 著者が現役の医師だけあって、余命宣告された人の揺れ動く心理が丁寧に描かれ心に迫る。そして、そのような人が何を望み、何が心の支えになるかということを考えさせられる。
 そして、そのような人に「寄り添う」と言うことは、どんなことか、自分にできることはどんなことか、それを問う内容。
 それを通して、料理人とは「食べる人に寄り添って、自分の可能な限りの技術を駆使すること。それが料理人」それを体得する若き料理人の成長する過程に感動するストーリー。

◇ネットの作品紹介ではこのように紹介されている。
『現役医師が描く圧巻のデビュー作!
 修業先の和食店を追い出された赤坂翔太は、あてもなく町をさまよい「まぎわ」という名の料理店にたどり着く。
 店の主人が作る出汁のおいしさに感動した翔太は、店で働かせてほしいと頼み込む。念願かない働きはじめた翔太だが、なぜか店にやってくるのは糖尿病や腎炎など、様々な病気を抱える人ばかり。
 それもそのはず、「まぎわ」はどんな病気にも対応し、患者に寄り添った食事を提供する、特別な食事処だったのだ。
 塩一つまみ気軽には使えない店の正体に戸惑いを隠せない翔太。そんな中、翔太は末期がんをわずらう元モデル・如月咲良のための料理を作ってほしいと主人に依頼され――。
 病と向き合う若き料理人の葛藤と成長を現役医師が描く、圧巻の感動作!』