モンゴルからの会員を三重県のヤマギシの村に案内

 モンゴルから2人の会員が来日中だ。
 1人は、昨年秋から3ヶ月ヤマギシの村で滞在実習し、今年の正月に特講を受けたムンク君。もう1人は今年9月末にモンゴルで開催したモンゴル第2回特講を受けたサイハン君。

 27日(土)〜28日(日)の2日間、この来日中の2人と、日本在住のモンゴル人でヤマギシズムの考え方をモンゴルに広めて、モンゴルの国づくりに役立てようと燃えているゲレルマ女史とビャン君の4人を、三重県ヤマギシの村(春日山実顕地と豊里実顕地)を案内する。

 27日、多摩実顕地を6時半に車で出発。神奈川県秦野市で4人をピックアップし、東名を三重に向かう。高速道路から眺める山々の紅葉が美しい。途中、刈谷SAで昼食を食る。相撲の好きなモンゴル人、選んだメニューは「横綱ラーメン」。

 午後1時半過ぎ、春日山実顕地に到着。モンゴル第2回特講の係だった橋口さん、律子さんは再会を喜びあってHUG。

 
その後、橋口さんに村の職場(養鶏・蔬菜・養牛・養豚)を案内してもらい、夜は、月1回定例で村の動きやそれぞれの取り組み状況などを発表しあう交流会で、モンゴル人4人はモンゴルの動きや、それぞれの熱い心境を発表した。

 
サイハン君は「初めて来た日本のヤマギシの村なのに、みんな初めて会った人たちのようでなく、不思議な気持ちだ」と言って「−30℃のモンゴルでは、会員たちはウランバートル案内所に集まって、これからやりたいことを研鑽し描いている。みんなが幸せな国づくりにノンビリしてはいられない」と熱い心を披露。ちなみにサイハン君は29歳の若者。朝青龍の弟かと思われるような風貌で愛嬌がある。