今日は5月の最後の日曜日、28日だ。
つい先日、五月連休だと思っていたのに、もう5月も終わり。
暑い日が続いたり、雨で寒い日があったり、出掛ける服装に悩んだ5月だった。
前回ブログを書いたのが先週の火曜日。
最近、風呂に入って夕食が終わって・・・その後にブログを書くモチベーションが、ちょっと減少気味だ。
スマホに保存してある写真を整理しながら、前回ブログに書いた以降、何があったのか振り返ってみた。
◇23日の火曜日
夜は、月一回の定例オンライン交流会「男達のZOOM研鑽交流会」だった。
今回、7時半から9時のZOOMに入ってきたのは11名。
それぞれの1ヵ月の出来事やそこで感じたことを出しながら交流。
最後に、「毎日毎日が、朝起きたときに〝新しい朝が来た〟という意識で過ごせるような生き方がしたいね。」となって、「それでは、1ヶ月、それを意識して生活してみようか」となって終わった。
このZOOM研鑽交流会は、何となく過ごしてしまいがちな日常に、ちょっと意識を向けて「自分にとっての今」を考える機会になればと開催している。
◇24日の水曜日
暫くぶりで横浜に出掛けた。
横浜駅構内にある「赤い靴」の銅像。
なぜ、横浜に行ったのかというと、昔(約40年ほどになる昔)、僕が30代の時に某総合電機会社に勤務していた頃、一緒に働いた同僚から連絡があって、横浜で「昼食会」をした。
前回やったのはコロナ禍になる前だから4年ぶり。
当時、僕が働いていたグループ(課員)は11人の構成メンバーだったが、今回集まったのは6人だった。コロナ禍になってから亡くなった人もいれば、体調不調で参加できなかった人もいる。みんな僕よりも高齢。当時、課長だったWさんは90歳近い。
このWさんのお孫さんが、いま、囲碁界で活躍のイチリキ君なのだから驚きだ。
W課長のお宅にお正月に招かれたときに会ったし、課内旅行で千葉に行ったときに付いてきていたので会ったことがある課長の娘さん(小学生だった)の長男なのだ。
ひとしきり、その話題で盛りあがった。
◇25日の木曜日
前に、待ちに待った映画『銀河鉄道の父』を観たことを書いたが、僕にはもう一つ、観たいと思っていた映画があって、木曜日はファーム町田店が休みで、いつもやっているお店の開店準備がなかったので、神宿に出掛けた。
この観たいと思っていた映画は『せかいのおきく』という、僕のすきな女優の1人・黒木華が主演の映画。
公開されたときに、新聞などでも話題になって載っていたのだが、一般的な映画館ではあまり公開されていなくて、一番近くは神宿三丁目の「テアトル神宿」だった。それも、日に一回の上映。
これが、映画館入り口に飾ってあった案内ポスター。
何と「直筆サイン入り」とあったので、黒木華のサインを探してスマホに収めた。
映画の方は、珍しい「モノクロ・スタンダードサイズ」というもの。
監督は阪本順治なのだが、「モノクロ」なので一見地味に感じたが、なかなかの内容。
物語は江戸末期。武家育ちながら事情があって長屋に住み、寺子屋で子供たちに読み書きを教えている主人公・おきく(黒木華)と、下肥買いの矢亮(池松壮亮)と中次(寛一郎)の3人の若者の辛くても懸命に生きる物語だった。
江戸時代は糞尿を肥料として農業に用いていたこと、古紙や糞尿を売り買いする最下層とみられる仕事があり、それがいまでいう循環型経済を形づくっていたこと、などを題材にしている映画だった。
「糞がおれらの、食い扶持だよ。あいつらの糞で飯喰ってんだよ」といいながら、下肥を買い取る武家屋敷の門番や、その下肥を売る相手の農民にまで見下げられながら、世の中の不条理に「糞喰らえ!」と懸命に生きる姿が強烈だ。
◇26日の金曜日
会の機関誌「けんさん」を編集と校正が終わって、印刷屋さんにデータを送って印刷依頼。今週の火曜日には印刷が上がって届く予定。
◇27日の土曜日
用事があったり、天候不順で1ヵ月ほど休んでいたファーム町田店外での「味わい広場」。
久々に「豚串の炭火焼き」をする。
気温は26℃くらいあって、暑かったが用意した豚串は完売。
やればやったで、お客さんと対面で話ができて楽しい一時なのだ。
◇28日・今日の日曜日
今日は朝から町内会の「クリーンデイ」で、町内会館に集合。
朝9時からだったので、毎日曜日に入っている精肉のパッキング作業を、いつもより早く7時半からやって、町内会のみなさんにお付き合い作業。
約2時間、町内を回って道脇の雑草を抜いだり、ゴミを拾ったり・・・。
少々疲れたので、午後はのんびりと・・・。
先ほど、読んでいた浅田次郎さんの『流人道中記』(下)をやっと読み終わる。
(上)(下)で、長編だったが読み終わった。
家督を重んじ、形式や義務に縛られながら生きる武士とは何か、武士道とは何か。市井の町人などよりも移動の自由のない下層武士の意識とはどんなものか。そんなことを問う時代物語だった。
文庫巻末に女優の杏さんが解説を書いているのだが、それがまたいい内容だった。