7月第3月曜日のおしゃべり

 今日も、夏の陽差しが強く、暑い、暑い一日。
 朝、屋上から望む「夏山の風景」の丹沢連峰。

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 ファーム町田店の朝の開店準備を7時から9時までして、朝の打合せにを9時半までした後は、第1と第3月曜日定例のZoomでのオンライン研鑽会をして、午後からは、地域・相模原の「幸福研鑽会」を案内所でやったので、それに参加。

 

 ここ2日間ほど、夜に用事があって、それが終わって帰宅してから、パソコンを開いてブログを書く元気がなく、日記的に夜の日課にしていたブログ記載をサボってしまった。(加齢に伴う疲労と集中力低下には逆らえないと実感)

 

◇一昨日の夜は「竹灯り」の試し点灯
 妻たちが運営しているデイサービスに集まってくる認知症の人も含めた人たちが、「竹灯り」作りに挑戦していることは、先日、ブログに書いた。
 なんと、それが60本完成したというので、それを灯したら、どんな感じになるだろうかと、妻の手伝いで「竹灯り」の試し点灯をやってみた。

 夕方6時からセッテング。

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 7時半過ぎて、宵闇が迫るごとに、幻想的に輝きをます。

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 近々、ファーム町田店の駐車場でも「竹灯り」イベントをやろうと思う。

 

◇昨夜は「加藤登紀子コンサート」に行く
 コロナ禍の前は、「土と平和の祭典」や「アースディ」でお付き合いしていた関係で、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで公演の加藤登紀子さんのコンサートに行った。

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 最近のコロナ禍の中で作った曲や、お馴染みの「琵琶湖周航の歌」「独り寝の子守歌」なども聴かせてくれたが、やっぱり、最後にアンコールで歌った「百万本のバラ」の熱唱が、今回も僕は一番よかったなあと思ったコンサートだった。

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 僕よりの数歳高齢の加藤登紀子さんの熱唱に、元気をもらった感じ。


◇いろいろな人が、ウィズコロナの新時代について論じている
 一週間前に、今話題の「新書大賞2021」第1位となっている斉藤幸平著『人新世の「資本論」』(集英社新書)の読書会をオンラインでZoomを使ってやった。

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 その時に、Zoomでは出し切れないこともあるので、参加したメンバーと、興味がある人でラインのグループも作って、いろいろと感想や意見を、それ以降、出し合って交流している。

 昨夜のNHKBS1スペシャ「コロナ新時代への提言3 それでも、生きてゆける社会へ」も、斉藤幸平さんがコロナ後の世界の指針を語る注目の識者の1人として出るというのを、そのライングループでオオタさんが知らせてくれたので知った。

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 内容は、──「命か、経済か」と問わないですむ社会、格差や貧困問題、気候変動問題を乗り越え、誰もが「それでも、生きていこう」と感じられる社会はどうすれば実現出来るのか。──

 語っていたのは、『人新世の「資本論」』の著者・経済思想家の斉藤幸平さん、『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』などの著書の独立研究者・パブリックスピーカーの山口周さん医療人類学者の磯野真穂さん
 なかなか観見応えのある内容だった。
 未消化の部分もあるので、今週木曜日の朝7時からの再放送を、もう一度観ようと思う。

 

 そして、今日、ライングループでサトウさんが知らせてくれたのが,
 ●《斎藤幸平×堀内勉対談》
「みんな頑張って働いているのに幸せそうに見えない」斎藤幸平がマルクスから見つけた、労働問題の“答え”
   https://bunshun.jp/articles/-/47022

 その関連で読んだのが、
池上彰×斎藤幸平対談》
 コロナ禍が暴き出した“ブルシット・ジョブ”なぜ「いまこそマルクス」なのか?
    https://bunshun.jp/articles/-/44298

ヤマザキマリ×斎藤幸平対談》
 「金儲けがうまい人が偉い」という空気…ヤマザキマリ・斎藤幸平が語る「わきまえろ」という圧力の正体
   https://bunshun.jp/articles/-/44540

 

 この3点、共感できる内容満載の、お薦めの対談である。

 斉藤幸平さんの『人新世の「資本論」』について、ヤマザキマリさんは、「本書を読んで、マルクスに対して若いころから抱き続けてきたイメージが大きく変わりました。ソ連や中国の共産主義を生み出す発端となった、気難しそうで頑固な思想家と捉えていたのですが、実際のマルクスは後年、自然科学の研究も思想に取り入れ、地球全体と人類がどう共生するかを大きなスケールで考えた人であることを知りました。」と語っているが、マルクスについては、僕も同様なことを、この新書『人新世の「資本論」』で知って驚き、時々めくっている。