こぶしやモクレンがきれいだ

 土曜日と日曜日は、ファーム町店のスタッフに入る。
 昨日の土曜日は、午後から予想外の雪が降った。
 しかし、東京の靖国神社ソメイヨシノの「桜の標本木」が開花し始めて、開花宣言が出たとニュースが報じていた。
 今日も午前中は曇り、午後は晴れたが空気が冷たかった。

 

 我が家の近くには、いま、こぶしの花と白モクレンの花がきれいに咲いている。
 僕は毎年、その白い花を見て、これは「こぶし? モクレン?」と、いつも首をかしげてしまう。 
 
◇こぶしが見事に咲いている大木

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 花びらは完全に開き、いろんな方向に向いて開花。花びらは6枚。これがこぶしだ。

 

◇白モクレン

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 花弁が完全には開かず、上に向いて開花。花びらは9枚。花びらはこぶしに比べてかなり肉厚が特徴。これが木蓮(もくれん)だ。

 

◇昨日の「折々のことば」
 昨日の朝日新聞を読んでいなかったので、今日、読んだ。
 いつも目を通している哲学者・鷲田清一さんが「折々のことば」で紹介しているのは、作家・三島由紀夫の言葉だった。

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 『車で移動する時のように主題と筋の展開ばかり追い、歩きながら足許の言葉の「織模様」を愛ではしない。』心して、読もうと思う。
 今年は三島由紀夫が、あの自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺したショッキングな出来事から半世紀「三島由紀夫の没後50年」ということで、何かと三島由紀夫の名前が目に付く。
 3月20日には、自決する1年前に東大駒場キャンパス教室で行われた伝説の討論会のドキュメンタリー映画三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』も公開される。
 公開されたら、やっぱり、観ておこうかと思う。

 

◇こんな看板があった

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 これは、我が町・町田市の高ヶ坂というところの芹ヶ谷公園近くの高台にある「ひだまり荘」という市所有の民家施設の玄関受付上にあった看板。
 受付の女性に聞いたら 
 『気は長く 心は丸く 腹立てず 口慎みて 命長かれ』という言葉とのこと。
 達磨大師の言葉だと言って説明してくれた。