今日は朝から雨。
今年・2021年も半年が過ぎて、今日から後半の7月がスタートだ。
◇「折々のことば」
朝日新聞朝刊に毎日載っていて2月上旬から休んでいた哲学者・鷲田清一さんの「折々のことば」が今日から再開された。
僕は、この「折々のことば」を楽しみにして、朝日新聞を毎日読んでいるので、待ちに待った再開だ。
今日は、「ことば」「言葉」・・・って、何だろう?
詩人の佐々木幹郎さんが言う「わたしはどう生きるか、これから、という切実な、未来に対する畏怖の思いを抜きにして、言葉は力を持たない。」その「言葉」って何だろう?
鷲田さんが言う「言葉のほんとうの力は、人がその存在の乏しさの極まるぎりぎりのところで、次の一歩を踏みだすのを支えるところにある。」その「言葉」って、どんなものなのだろうか?
そんなことを、ふっと頭に浮かぶ一日だった。
◇7月1日
7月1日は、昔住んでいた川崎市の市制記念日だった。
確か、多摩川の花火大会もこの日に開催していた。
そして、僕が勤めていた会社も7月1日は創立記念日で、業務は半日で、午後からは工場の前庭でお祝いイベントをやっていた。
もちろん、無礼講でビールも飲んで、屋台もそれぞれの職場が出して・・・。
その工場が、国道1号線の多摩川大橋の近くにあった。なぜか、この国道1号線を通称「第二国道」と呼んでいて、フランク永井の『夜霧の第二国道』という歌が流行っていた。
そんなことで、7月1日の夜は多摩川大橋のほとりで花火も楽しんだ。
そんな記憶が蘇った。
先日、その当時に職場が一緒だった旧友から、その第二国道の多摩川大橋の写真と、僕たちが働いていた工場の、懐かしい写真が送られてきた。
なぜ、送られてきたかというと「近々、俺たちが楽しく過ごした工場建屋が取り壊されるというので写真を撮ってきたよ。」と添え書きがあった。
12階建てになるらしい。
もう、そこで働いていたのは半世紀以上前のことだ。