梅雨がまだ明けない。九州の方では台風5号の影響で大雨の被害が出ている。
東京は、ムシムシとした曇りの一日。
今日の日曜日は、参議院選挙日だった。
ファーム町田店の開店準備がほぼ終わった後、妻と近くの投票所になっている忠生市民センターに行って、国民としての権利を行使。
◇パイナップルリリーの花
駐車場わきの花壇のパイナップルリリーが、見事に咲き誇っている。
「パイナップルリリー」をネットで調べたら、
南アフリカや中央アフリカ原産の球根植物。
和名は、黒星万年青(くろほしおもと)という。いつも葉が緑色をしているところから、葉が常緑であるものを万年青(おもと)と呼ぶのと、星のような花をびっしり付ける特徴を加味して、この和名になった。
この花穂に花を完璧に付ける姿がパイナップルに似ており、パイナップルの花言葉である「完全無欠」や「あなたは完璧」という言葉が由来になり、パイナップルリリーの花言葉は、「完璧」と「完全」。
パイナップルリリーは、このような植物だ。
この珍しい花に、お客さんから「この花、なんていうのかしら? 1本もらえない・・?」とねだられることが度々。
もう少し株を増やしたいので、丁重に「みなさんで楽しんでますので・・・」と極力、お断りしているのだが・・・、常連さんに言われると、なかなかそれも難しい。
◇友愛政治塾の勉強会
朝から11時まではファーム町田店のスタッフに入って、お店の開店準備をしたり、品出しをしたりして、午後から、村岡到さん主宰の「友愛政治塾」の勉強会が後楽園駅近くの文京区民センターであったので出かける。
今回の講師は、東京大学名誉教授の伊藤誠さん。
新自由主義的資本主義の特徴など、かなり難しい刺激的な内容だった。
質疑では、中国における社会主義国家での資本主義的経済発展について話題が集中。
◇NHK Eテレの「日曜美術館」
今日の放送は松方コレクションについての再放送。
「モネ、ゴッホ、ルノワール。大正時代、3000点に及ぶコレクションを作った実業家・松方幸次郎。災害や戦争などで散逸してしまった名画たちの数奇な運命を見つめる。」
僕は先日、原田マハさんが刊行した『美しき愚かものたちのタブロー』を読んだし、国立西洋美術館で開催の「松方コレクション展」も鑑賞した。
参議院の選挙速報も気になったが、僕はこちらの放送を観る。
松方幸次郎が収集した美術品の、時代に翻弄されながら、その一部が現在、国立西洋美術館に展示されている価値を紹介していた。