モンゴル歌手のコンサート

 昨夜、板橋区立文化会館の小ホールでモンゴル人歌手の「TOVUUKHOROL DELGERMURUN Concert」があった。
 モンゴルでは、かなり有名な人気歌手だという。
 そう聞いて、「それでは、行って聴こうか」と、光が丘公園でのモンゴル春祭り「サワリンバヤル」が終わってから、東武東上線の大山に行く。
 歩いて5分ほどのところに文化会館はあった。
        
 6時半から開演とチケットにはなっていたが、5分ほど遅れて会場に入ったが、観客はまばら。
 「チケット買ってくれた人がまだ集まらないので・・・」と、まだ開演していないので一安心。
 ところが、7時になっても開演する様子はない。
 三々五々集まってくるといった感じで、徐々に観客が増えてくる。
 ほとんどが、モンゴル人だ。
 開演時間を30分も過ぎているのに、誰も文句を言わずに、普通におしゃべりして待っている。
 まだ始まらないのかとイライラしているのは日本人だ。
 7時15分になっても全然始まる気配はない。
 さすがモンゴル時間だ。
 そして、それを平然と待っているのも、さすがモンゴル人だ。
 やっと、7時半に1時間遅れの開演。
 先ずは、スクリーンに映し出された国旗の前で、お香みたいなものを焚く儀式。
        
 その後で、国旗に向かって、右手を胸に添えて、観客も立ち上がって国歌を歌う。
        
 それから、いよいよ本日の大スターの美声が響く。
        
        
 写真も撮り放題だ。
        
        

 僕は知らなかったが、人気歌手だけあってすごい迫力だ。
 観客を巻き込みながら、会場いっぱいが熱気だ。
        
        
 途中で、観客から女性を1人登壇してもらってデュエットソングを歌う。
        
        
 モンゴルの歌は、なかなかいい。聞こえてくる曲に意味は分からないが、心地よく聴くことができた。
        
        
 最後は、観客全員が立って、彼のヒット曲(?)を合唱。
        
 観客の中には、相撲取りのちょんまげも見られた。