木曜日の夕方、シカタ君とヒデミちゃんと僕の3人で、栃木県にある「あしかがフラワーパーク」に、藤の花を見に、車で出かけた。
この「あしかがフラワーパーク」は、CNNが「世界の夢の旅行先9カ所」に、日本で唯一選んだところらしい。
350本以上の藤を有する日本最大規模の藤のガーデンなのだ。
最近、急に人気スポットとなって、テレビでも「いまが見ごろ」と頻繁に流れている。
特に、夜にライトアップされた藤の花は、他では見られない豪華さだという話題。
そんなこともあって、ミーハー的好奇心も疼き出して「一度、行きたい」と思っていた所だ。
◇夕方5時半に入園
5時半から、夜の部の入園開始。
お客さんもいっぱい。特に中国からの観光客と思われる人が多く、一瞬「何処の国? 北京かな?」と思うくらい、中国語が飛び交って、スマホ自撮りの風景が至る所で。
藤の花の人気スポットだけあって、見事な咲きぐあい。
珍しい黄色い藤もあった。
ツツジやシャクナゲも咲いていて、そのコントラストも抜群。
◇ライトアップに輝く藤の花
飲食エリアで佐野名物の「耳うどん」を食べながら、宵闇迫るのを待つ。
7時近くなって、藤の花房が輝きだした。
「栃木県指定天然記念物」の樹齢150年におよぶ、600畳敷の大藤棚が3本ある。
こちらは、世界でも珍しいと言われる八重の藤。
長さ80mの白藤のトンネル。
この時期、特に白藤の花房が見ごろだった。
池に映った「逆さ富士」ならぬ「逆さ藤」も・・・。
◇珍しい「ハンカチの木」というのもあった
「この白い花は何だろう」と近付いたら「ハンカチノキ」と表札が幹に掛けてあった。
確かに、風にゆられる姿はまさにハンカチ。
別名、「幽霊の木」とも呼ばれるらしい。