新聞を読んでのおしゃべり

 今日の東京はまたまた雨。台風一過の晴れ間は一日だけだった。
 本当に雨が多い最近の天気だ。
 最高気温も14℃前後と、まるで12月下旬のようだ。
 高田馬場駅前のビックボックスの1階イベント広場にはハロウィーン衣装が飾られ販売されている。
         
         
 書店の中には、もう「カレンダー・コーナー」も登場だ。
         
 
 今日は、新聞を読んでいたら、2つほど気になる記事があったので、それに触れてみたい。
             


◇紙の辞書離れ 
 今朝の東京新聞に、岩波書店の「広辞苑」が10年ぶりで改訂版の第七版を来年1月に刊行するというニュースが載っていた。
 その記事を読むと、深刻な「紙の辞書離れ」が進んでいて、1991年の第四版が220万部、98年の第五版が100万部、2008年の第六版50万部と版を重ねるたびに半減しているのだそうだ。第七版は20万部を予定している。
 確かに、僕も以前は「広辞苑」をよく使っていたが、最近はスマホで済ませてしまって開いたことがない。
 そんなことだから、机の上に常備している人も少なくなったのだろう。


◇0歳児の2割が「ほぼ毎日スマホ
 朝日新聞には、「0歳児の20%がほぼ毎日スマートフォンで動画や写真を見ている」という記事が載っている。
 最近の若いママさんには、「スマホ育児」が急速に浸透しているらしい。
 どんな場面で使っているかは「外出先での待ち時間」「子どもが使いたがるとき」「子どもが騒ぐとき」「自動車、電車などの移動」「親が家事で手が離せないとき」など。
 育児中の母親を対象として調査をした民間シンクタンクのベネッセ教育総合研究所の担当者は、「会話をしながらなら、絵本のように親子の交流を深めることにも使える。外遊びなどの実体験とのバランスを考え、どう生活に取り入れるかが重要」と肯定的に捉えている。
 ふっと、最近の絵本の売れ行きは、どうなのだろうかと思った。絵本もスマホに変わるのだろうか。
 そう思って、調べてみたら、ちょっと前の日経新聞の「子育て教材といえば、紙の絵本がその代表だ。紙の絵本市場は近年、新進作家のヒット作などで減少傾向に歯止めがかかりつつあるが、読み聞かせの手法も多様化し、新たな試みも登場している。」という記事が見つかった。
 絵本の紙媒体の好さを、ちゃんと認めているママ達もいるようだ。