11日・金曜日のおしゃべり

 今日の東京は、一日中、曇り時々小雨。涼しい一日だった。
       

 
◇3泊4日の「高度研鑽会」
 今日から我が家・多摩実顕地を会場に「高度研鑽会」がスタート。
 一週間前から、我が家のみんなで受け入れや開催にあたっての準備をして・・・。
 遠くは新潟や静岡から13名が集まった。
       
 
 
◇友人が下関に移住
 以前にヤマギシの村で8年ほど(?)僕たちと一緒に生活をしたこともある俳優の金子達さんが、東京を離れて、下関に移住するという。
 最近は、広島市で自身が原子爆弾被爆しつつ、直後から被爆者救援・治療にあたって、それをもとに被爆の実相を語りつつ核兵器廃絶を訴えていた医師・肥田舜太郎さんの著書の朗読を全国で行い、それに力を入れていた。
 その中で知り合った人の誘いで、下関に移住するらしい。
 そんな金子さんが、昨日の夕方、案内所を訪ねてくれた。
       
       
 御歳74歳。
 これからの下関の人達との地域での活動の描きや、有限と意識しなければならなくなった自分の人生で、何を成し、どう生きたいか、そんなことを熱く、熱く語ってくれた。


◇昨夜、買った新書
 ちょっと時間があったので書店に寄ったら、こんな新書が平積みされた書籍の中に見つけた。
 鷲田清一さんと山極寿一さんの対談 『 都市と野生の思考 』
       
 まだ読みかけの本が鞄に入っているが、「鷲田さんと山極さんの対談なら、これは読んでおかないと・・」と思って迷いなく買う。
 ネットの内容説明(「BOOK」データベース)には
「哲学者にして京都市立芸大学長の鷲田清一と、ゴリラ研究の世界的権威にして京都大学総長の山極寿一による対談。旧知の二人が、リーダーシップのあり方、老い、家族、衣食住の起源と進化、教養の本質など、さまざまな今日的テーマを熱く論じる。京都を舞台に、都市の思考と野生の思考をぶつけ合った対話は、人間の来し方行く末を見据える文明論となった。」とある。
 今読んでいる本を、早く読み終えて、これを読もうと思う。楽しみ。