今日の東京は、昨日同様に風が強い晴れ。
新型コロナウイルス騒動に戦々恐々の日々を、日本人が、いや世界中の人々が強いられている。
今日は4月の25日、最後の日曜日になって、5月連休も近づいている。
不要不急の外出も、今日からさらに強化して、ステイホームの2週間が始まった。
◇全国のみんなとテレビ研鑽会
先週初めから、Zoomミーテイングを試していた。
今日は、なんと、北は北海道中標津在住、南は九州福岡在住をはじめ、全国の12人のみんなと顔を見ながら話ができた。
一堂に会することができなければ、こんな方法もある。
「これから、どうしようか?」と意見を出し合って、ちょっと研鑽会らしい話し合いになった。
これからは、週に1回、定例でテレビ研鑽会をしようとなった。
◇朝日歌壇の歌
今朝の朝日新聞の歌壇で、選者の馬場あき子さんと佐佐木幸綱さん2人ともに選んだ歌は、さいたま市の丹羽祥子さんの、こんな歌だった。
おろされたシャッターつづく商店街みんな呼吸をやめてしまった
社会全体が、呼吸を止めて、目に見えぬ敵に対峙している。そんな状況を詠んだ歌だった。
この戦い、いまは人との接触を避け、マスク・手洗いが武器。
この戦いは、いつまで続くのだろう。
◇今日の「折々のことば」
今日、哲学者の鷲田清一さんが紹介しているのは、認知心理学者の下条信輔さんの言葉だ。
「人の判断には自分でも気づかない枠組みがあり、フィルターがかかっていると、認知心理学者は言う。まなざしに期待のバイアスがかかり、他人の動きにもつい惑わされる。厄介なのは、辻褄を合わせようとしてますます自身の判断に固執し、引き返せなくなる」
確かに、そうだ。それを自覚するしかない。