今日・火曜日のおしゃべり

 今日の東京は、一日中、冷たい雨。
 しかし、
 「気象庁は21日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より5日早く、昨年と同日。開花宣言は全国で最も早い。」というニュースが昼頃に流れた。
 雨の中を、今日の午前に、靖国神社境内にある標本木の花が、5輪開いているのを、気象庁の職員が確認したらしい。
          
 「雨ニモマケズ桜咲く」のタイトルがいい。


◇3月も今日は21日
 3月になったと、つい先日思っていたのに、今日からもう「3月下旬」に入ってしまった。
 会の新聞「けんさん」4月号の紙面構成を考えたり、月末から開催される高度研鑽会の参加者のことで事務局と連絡を取り合ったり・・・。
 そんな一日だった。


◇医師・肥田舜太郎さんが100歳で亡くなったという記事
 今朝の朝刊で、最初に目に入ってきたのがこの記事だった。
          
 広島で自身も被爆しながら、戦後67年間、医師として6000人以上の被爆者を診察し続けた医師・肥田舜太郎さん。
 被爆の実相を語りつつ、核兵器廃絶を訴えていた人だ。
 僕が肥田さんを知ったのは、友人の俳優・金子達さんが、3・11福島原子力発電所事故のあと、肥田舜太郎さんの証言として、肥田さんが書かれた「あなたは、内部被ばくのことを知ってますか」の朗読を、各地を回ってし始めたからだ。
 金子さんにメールしてみたら「昨年12月に百歳誕生祝いを浦和で出来たことが、貴重な思い出になりました。肥田医師の思いは、自分のライフワークとして繋げていきます。」と返信が来た。


◇先週、映画『人生フルーツ』を観た
 妻に「観たらいいよ。」と言われていたのを思い出して、先週の夕方、帰宅途中に、JR東中野駅近くにある「ポレポレ東中野劇場」に寄って観た。
          
 東海テレビが製作したドキュメンタリー映画
 敗戦後、戦後復興のために自分がやるべきことは人々の住む家を作ることだと、日本住宅公団に入社し、高度経済成長期には数々の都市計画に関わってきた建築家の津端修一さん(90歳)と妻の英子さん(87歳)の、愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンの一隅にある雑木林に囲まれた一軒の平屋での暮らしを追った映画だった。
 自然と人間との関係、自然の恵みを受けながらの日々を暮らす信念ある生活ぶり。
 人が「生きる」ための住居、暮らしとは・・・を考えさせられる映画だった。