テレビドラマのおしゃべり

 今日の日曜日、東京は曇り、時々小雨。
 ファーム町田店のスタッフに入ったが、涼しい一日だった。
 明日以降の台風16号の進路が心配だ。


◇昨夜『瀬戸内少年野球団』を観る
 阿久悠原作の『瀬戸内少年野球団』は、昔、映画で観たことがあるし、その後、ビデオでも観たことがある。
 その時の主演は、夏目雅子だったが、今回のテレビドラマでは武井咲(えみ)なので期待して観た。
           
 この原作は、作詞家・阿久悠の自伝的小説なのだが、淡路島で敗戦を迎えた少年少女達と、子ども達を取り囲む大人の達の、終戦後の戸惑いと、それを、子ども達は主人公の女教師のもと、野球をすることで生きる力を取り戻していく姿が見どころなのだが、期待通り、主役の武井咲の爽やかな演技と、子役では職業軍人の娘で、女の子ながら野球団に加わる少女・本田望結(みゆ)の演技が輝いていた。



大河ドラマ真田丸』と文庫『真田太平記
 大河ドラマの進行に合わせて、池波正太郎の『真田太平記』を読んでいるのだが、先週のドラマ『真田丸』の放送では、意外に、関ヶ原の戦いがあっという間に終わってしまった。
 慌てて、ブックオフに行って、100円コーナーで文庫『真田太平記』の第8巻を探して、一気に読んだ。
           
 第8巻は、真田家長男の信幸の努力で、死罪を免れた父・真田昌幸と次男・幸村が、紀州九度山での蟄居時代の物語なのだが、真田の忍び・草の者の真田昌幸・幸村の心情を察しながら独自の忍び暗躍が面白い。
 ちなみに、大河ドラマの方は、信幸が家康から、親子の縁を切れと言われて「信之」と名のらされ、さらに家康は、真田昌幸・幸村には「今後一切、戦うことが出来ない環境」にして、高野山での蟄居を命じる。
 このあたりの展開は、『真田太平記』を読んでいたから容易に理解できたと思って観た。