軽井沢で夏合宿勉強会

◇土曜日と日曜日は、1泊2日の夏合宿勉強会だった。
 この合宿を企画したのは、季刊誌「フラタニティ」編集長の村岡さん。
 場所は、軽井沢の「友愛山荘」だった。
      
 入口を入ると、この「友愛山荘」の持ち主・日本友愛協会の創立者鳩山一郎夫妻の銅像があった。
      
 友愛とは、「相互尊重」「相互理解」「相互扶助」の友愛三原則を基本とした考えで、人間と人間、人間と自然の共存共生の活動を日本友愛協会は展開するとパンフレットに記されている。

 玄関を入ると、こちらにも鳩山一郎書が彫られた「友愛山荘」の看板が飾られていた。
      


◇合宿勉強会に集まったのは10名。
      
      
 土曜日は、兵庫県震災復興研究センター事務局長の出口俊一さんの阪神・淡路大震災から21年が経った復興の経過と現状の報告、その復興の問題点などを報告してもらって、それについて意見交換をした。
 復興という名のもとにハコモノを主体とした長田町駅前再開発の現状と問題点を改めて知る内容だった。
 日曜日は、村岡さんの野党共闘の現状と今後の方向性を探る報告と、憲法問題の留意点を提起してもらって、それについての意見交換をした。
 
◇食堂に飾られていた「明鏡止水」の書。
      
      
 中庭には、ゲルも2棟建っていた。
 これは、日本友愛協会の国際交流事業の中で鳩山由紀夫夫妻に寄贈されたものらしい。
      


◇今日の日曜日、早起きして5時半過ぎから軽井沢を散策した。
 軽井沢本通りのマンホール。
      
 歩道に10メートル間隔くらいで飾られている可愛い木製のリス(?)。
      
      
 これが旧軽井沢駅の駅舎。
      
 旧軽井沢商店街を過ぎたところに芭蕉の歌碑があった。
      
      
 その先にあったのが「ショーハウス記念館」。
 明治19年、軽井沢町にはじめて訪れた英国教会の宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショーは、この地を「屋根のない病院」と絶賛し、明治21年に軽井沢で最初の別荘を建てたのだそうだ。
      
      
      
      
 その後、落葉松並木の通りを散策する。
      


 土曜日は大雨だったが、日曜日は夏の軽井沢を満喫できた合宿勉強会だった。