今日は、午前中は畑、午後は明治大学

◇妻の家庭菜園の手伝い
 昨日の天気予報では、今日の日曜日は雨。
 しかし、朝起きたら暖かい春のような陽気。
 妻が「出かける前に、ジャガイモを植えたいのよ。」と、さも「手伝ってほしい」という話しかけに負けて、妻の家庭菜園畑に7時半過ぎに行く。
 サツマイモを植えて、その後、妻は「私は出かける用事があるから・・」と8時半頃に上がるが、僕は午前中予定がなかったし、せっかく作業着に着替えて畑に来たのだからと、その後、雑草が生えだした畝を掘り起こして、畑作りを10時過ぎまでする。
           
 今日は、一汗かいた日曜日の午前中だった。


明治大学で講演会
 『ユートピアの模索・ヤマギシ会の到達点』著者の村岡さんからの案内で、明治大学政治制度研究センター・NPO日本針路研究所共催の講演会『戦後70年私たちの課題』が、御茶ノ水明治大学リバティタワーであったので、午後から出かけた。
           
           
 集まったのは約50人。
 基調報告は、
   広島平和研究所元所長の浅井基文さんの『憲法はどこまで血肉となったか』
   NPO日本針路研究所の村岡到さんの『戦後左翼の到達点、意義と限界』
   元滋賀県立大学教授の荒井利明さんの『東アジア共同構想の可能性』

 浅井基文さん
           

 村岡到さん
           
 荒井利明さん
           

 3人の報告は、実に刺激的な内容だった。
 村岡さんと荒井さんの話は、以前にも聞いたことがあり、ある程度の論点は予想していたが、浅井さんの話は初めて聞く。
 僕は、3人の報告、その後の3人に対しての質疑応答、それら両方を興味深い内容で聞いた。
 特に、浅井さんの報告の中での、ポツダム宣言の意味すること、日本人の国民としての主権者意識と主体性を備えていない問題点、現在の中国に対する日本人の観方が如何に世界の観方とズレているか、領土問題の日本の認識と中国側の認識のズレ、さらに、21世紀の今、戦争は国際的外交を解決しえないことが明確になりつつあること、力によらない第九条に基づく平和外交が今こそ現実的、などなど、僕にとっては認識を改める刺激的な内容だった。