市ヶ谷のJICAで「モンゴルデー」

 JICAに勤めている知人から、「JICA地球のひろば」で開催する「モンゴルデー」の催しのお誘いをもらっていた。
 朝、案内所に行って、11時まで機関紙「けんさん」の最終的な紙面チェックをして、市ヶ谷に出かけた。
           


◇第1部は、民族芸能
 プロの馬頭琴奏者とモンゴル舞踏家による踊り。
 馬頭琴の演奏も、モンゴル民族の独特な歌唱法・ホーミーも素晴らしかった。
 いつものことだが馬頭琴の音色は、聴いていてうっとりしてしまう。
    
     
 馬のいななきや疾走する音が、大草原の風とともに・・・そんな感じだ。
 日本の「ふるさと」や「五木の子守歌」も馬頭琴で演奏し、ホーミーで歌ってくれた。
 不思議と、日本の歌が馬頭琴の音色にぴったり合うのだ。
    
    
◇昼はホーショール
 カフェホールでモンゴル料理があると紹介していたので入ってみた。
 「大使館セット」というのがホーショールと、なぜかご飯のセットメニューだった。
          
 ホーショールは本場モンゴルの味で美味しかった。
  

◇第2部は、モンゴルの歴史講演
 テーマは「チンギスハンの「まえ」13世紀以前のモンゴルの歴史」
 昨年までモンゴル帝国の首都・ハラホリンの博物館配属で青年海外協力隊員の文化財保護隊員だった岡本真祐子さんのお話。
     
 遺跡の風化の問題、モンゴル人の遺跡保護意識の希薄なことなども含めて、文化財保護隊員としての体験談を語ってくれた。
 後半の質疑応答で興味ある事がいろいろ出され勉強になった。
 それについては、時間のある時に書こうと思う。