村岡到さん主宰の「UIサロン」に出席

 ヤマギシを題材にした『ユートピアの模索』や『農業が創る未来』の著者・村岡到さんに誘われて、村岡さんが主宰する勉強会「UIサロン」に出席した。
 場所は、御茶の水駅近くの明治大学リバティタワー
              
 「それにしても、明治大学って、僕たちが持っている大学校舎のイメージを一変させたなあ〜」
 そんなことを思いながら、会場となっているリバティタワー21階へ。
           

 今回の勉強会のテーマは『中国はどうなっているか』
 話題提供というか、お話をしてくれたのは、読売新聞社で北京特派員や論説委員をされていた滋賀県立大学元教授の荒井利明さん。
           
 世界の中での中国は、2010年にはGDPが世界第2位となり、工業生産額はアメリカを上回って第1位、対外直接投資はアメリカ、日本に次ぐ第3位になっているなど、世界において中国が台頭している実態の紹介から、経済成長率の推移や、人口と労働問題などを数字も提示しての説明。
 さらに、習近平の政治体制や腐敗問題、外交姿勢、今後の予測など、分かりやすく解説してくれて、さすが、現代中国に詳しい荒井さんだけあって内容の濃い話だった。

 昨日、モンゴルから帰国して、ちょっと疲れ気味で出席を迷ってはいたが、「現代中国」という興味あるテーマと、村岡さんがわざわざ誘ってくれたのだからと出かけた勉強会だが、十分に得るものが多い勉強会だった。
 村岡さんに感謝だ。