ある「年末食事会」に行ってみたら

 元ヤマギシの村人で、現在俳優業のカネコさんから1ヶ月ほどまえに電話をもらった。
 「特講同期のカトウさんの家で、持ち寄りの年末食事会をするから・・」そんな誘いだった。
 集まるメンバーを聞いたら、懐かしい人の名前が何人かあったので、参加することにした。
 その食事会が今日だった。
 僕は、みんなにヤマギシの美味しい肉を食べてもらったらいいと思って、牛肉2Kgを持って参加した。
 場所は九段下の靖国神社を見下ろすマンションの7階。
 集まったのは10人ほど。
 カネコさんの特講同期のカトウさんは、前に会ったことがある女性だが、自宅に伺うのは始めてだった。
 玄関を入ったら壁一面書棚で、書籍が収められている。
 リビングルームにも書籍の山だ。それに驚く。
 「みんな父の本なんですよ 」とカトウさん。
 話しているうちに知ったのだが、実はそのお父さんとは、驚いたことに、昔、元社会党本部書記局で活躍したカトウセンコウさんだった。
 カトウセンコウさんの名前は、昔、ヤマギシ会の良き理解者として、春日山実顕地のミサオさんから、何度か聞いていた。
 「えぇ〜、カトウさんって、センコウさんの娘さんだったんだ」と、そのことに僕は驚き、センコウさんにお会い出来たことに感激。
           
 この写真の左側の人がカトウセンコウさんだ。
 もう90歳になられたセンコウさんは、実に明晰な頭脳で話をされる方だった。
 このような方が、創成期のヤマギシを理解してくれて運動を支えてくれたのだと、話していて嬉しくなった。
 僕は、今日の食事会、そのセンコウさんにお会いし、お話が出来たことが最大の収穫であり、感激する出来事だった。