梅雨も明けて楽園村の夏

 多摩実顕地のロビー前に「ひまわり」が飾られていた。
           
 

◇関東も「梅雨明け」だ
 今日、気象庁は、「関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と発表したと、夕刊に載っていた。
           
 確かに、今日の東京・高田馬場は暑かった。
 それにしても・・・、どうして気象庁の表現は「梅雨明けしたとみられる」なのだろう。
 「・・・したとみられる」???
 2〜3日後に天気が崩れて、「ホントに梅雨明けしたの〜?」と、苦情を言われることを避けるためかなあ〜、そんな言い方だなあ〜。

 

◇元・楽園村参加の若い女性が訪ねてくる
 今日は、案内所が僕1人だったので、郵便局に行くときに事務所入口のカギをかけて出掛けて、10分ほどで戻って来たら、「特講の話を聞きたいと思って・・・」と、入口のドアの前で若い女性が待っていた。
                 
 何と、名前を聞いて話をしたら、お父さんもお母さんも、16〜17年前には、よく案内所にも来て、一緒に活動していた人の娘さんだった。
 「今でも、ずーっと付き合っている幼友達が、もう、あなたも特講に行きなよ。私は行って良かったよ。というから・・・」と。
 その幼友達の両親も僕は良く知っているし、その子の名前も憶えていた。
 「私は体が弱くて、学園には行けなかったけど、楽園村は何回か行ってます。」
 「今、ちょうど無職だし、新しい仕事に就いたら一週間も時間が取れないかなって思って・・」
 「私が特講に行こうかなって行ったら、お母さんは〝いいね〟で簡単に言うし、お父さんは〝一生に一度だから、よく考えて行け〟って言うから、それで、話をしたくて来ました。」と言う。
 30分ほど、話をして「スッキリしました。」と言って、申込書を書いた。
 帰りがけ「留守にして待たせて、ごめんね。」と言って、冷蔵庫にあった冷えたヤマギシの「こいうま茶」ペットボトルを渡したら、「エェ〜、ほんとですか〜」と、爽やかな笑みを残して帰って行った。
 これから、ヤマギシの村では「夏の楽園村」だ。
 兵庫県ヤマギシの村・北条実顕地ではスタートし、今週末から、三重県の内部川実顕地や、埼玉県の岡部実顕地でもスタートする。
 楽園村に参加した子どもが、10年後、20年後、こうして人生の節目に「特講」を受けようかと思ってくれる。
 なんか、僕の方が、心温かくなって彼女を見送った。


◇今日の梅雨明けした暑い暑い高田馬場駅