◇昨夜もEテレ「戦後史証言プロジェクト・日本人は何をめざしてきたのか」を観る。
昨夜11時から12時半までの「日本人は何をめざしてきたのか」は、『丸山眞男と政治学者たち』だった。
金曜日の深夜に観た再放送の『鶴見俊輔と「思想の科学」』同様に、内容のあるものだった。
丸山眞男は、今年が生誕100年の政治学者である。
出征もして、被爆体験をもして、その上で、なぜ日本は戦争に突き進んだか、その結果としての敗戦を考え、日本の超国家主義を分析し、「無責任の体系」の論文で、戦後の論壇をリードした学者だ。
敗戦直後、東大で教鞭を執りながら静岡県三島市まで通って「庶民大学三島教室」を行い、あるいは、各地で「民主主義とは何か」の講演を繰り返しながら、日本に民主主義を広めようと努めた。
番組の中で、その民主主義をどのように丸山が捉え、どのように論じていたかを、詳しく、そして分かりやすく、丸山ゼミで学んだ人たちの証言を交えて、構成されている見応えのある番組だった。
丸山は、民主主義を「永久革命」ととらえ、自律した個人の確立と、他者を認め合う「他者感覚」の重要性を訴え、常にモノを疑い相対化し、意見が違うものをどれだけ内在的に理解することができるかが、民主主義の発展であり、その過程にこそ民主主義はあると言っている。
今週の金曜日の深夜に再放送がある。
ぜひ、もう一度観たいと思っている。
◇モンゴルツアーの報告会
多摩実顕地で、先日のモンゴルツアーに参加した人たちに集まってもらって、午後1時から報告会をやった。
モンゴルでの食べ物の事、草原に咲いていた花の事、デコボコ道路を移動した事、モンゴルの人達との交流の事、感激した事も困った事も、「今度行くときは・・・」と、次々と話は尽きなかった。
◇夕方から「風流夜店祭り」
ヤマギシのパン屋さん「カントリー」がある山崎団地商店街の「風流夜店祭り」。
昨日に続いて今日の2日目も、パン屋のメンバーと一緒になって、パンの販売や煮たまごの販売で楽しんだ。
パン屋メンバーが、次から次と焼くパンを、店先に増設したお店で「焼き立てだよ。いま、窯から出たばかりのアツアツだよ」「こちらは有精卵の煮たまごだよ」と声をかけて販売だ。
煮たまごは、ミニトマトとパセリの彩りを添えて。
コロッケバーガーは、もちろんヤマギシのコロッケだ。
祭りも終盤、7時過ぎに真っ黒い雲が出て、雨と雷。
それでも、準備した煮たまごも、コロッケバーガーも、そして焼き立てのメロンパンやカレーパン、ウインナーロールなどもすべて完売。
◇今日と明日は、多摩実顕地を会場に「ぴよっこ親子合宿」
幼児を持つお母さん達5組で、多摩実顕地で初めて開催する親子合宿だ。
夕方は、「風流夜店祭り」にも参加して、焼き立てパンを食べて楽しんでいた。