モンゴルから子ども達が来日

◇モンゴルから子ども達4人が来日
 今日、モンゴルから4人の子供たちが来日したので、イヌカイさんと成田空港まで迎えに行った。
 ウランバートルからの直行便で、定刻を少々早く1時25分に到着。
         
 多摩実顕地には夕方5時に到着。
 食事をして、シャワーを済ませた後、8時から多摩実顕地のメンバーと受け入れ顔合わせ会。
         
 男性は、一昨年の夏、岡部楽園村に参加したバタルチ君(17歳)だ。
 彼は、現在、高校で日本語を専攻している。その勉強のために、日本で夏休みを生活して、日本語に少しでも慣れて習得したいと、1ヵ月ほど滞在だ。
 だいぶ日本語も上達していて、何とか通訳的役割もしている。
 女の子3人は、岡部楽園村へ参加する子供たちだ。
 1人は引率も兼ねて来日の大学生のボロロちゃん(18歳)。楽園村のスタッフお姉さんとして受け入れてもらう。
 14歳のジョロちゃんは中学生だが体が大きい。自己紹介でバスケットをやっていると言っていた。楽園村には、お姉さん役で11歳のノミンちゃんと一緒に参加する。
 女の子たち3人は、日本の生活、初体験だ。
 戸惑うことも多いだろうが、いい経験になればと思っている。
 岡部楽園村スタートの27日までは、多摩実顕地のみんなに受け入れてもらって生活する。明日からどんな展開になるか、楽しみながら受け入れたと思う。
         



◇もう一つ、モンゴルに関するニュース
 今日の朝刊に、モンゴルと日本が経済連携協定(EPA)交渉が大筋で合意したというニュースが載っていた。
 これで、ますますモンゴルと日本の関係は密になるだろう。その展開に注視したい。
 今回の合意内容によると、日本が撤廃を強く求めていた自動車関税(5%)は、製造後3年以内の車は即時撤廃。同3年超〜10年は段階的に関税率を下げ、10年後に撤廃。10年以上の中古車の関税は残す。
 なんと、12年の日本のモンゴルへの輸出額は399億円で、中古車を中心に自動車が66%を占めるらしい。
 一方、モンゴルから日本への輸入額は石炭や繊維製品など19億円。
 日本はビーフジャーキーなどの加工牛肉や熟成チーズは一定の輸入量に達するまで関税を引き下げる仕組みを取り入れる。
 面白いのは、日本食の普及のために果実、みそ、しょうゆ、日本酒、焼酎などの関税も撤廃とある。
 ウランバートルでは、ちょっとした日本食ブームだと、先日、何かで読んだことがある。
 特に「唐揚げ定食」と「トンカツ定食」が人気で、行列ができる程なのだとそこには書いてあった。
 いずれにしての、モンゴルと日本の関係は、ますます密になりそうだ。