ウランバートルから東京へ

 今朝、ウランバートル時間の5時半に出発して、チンギスハーン空港を8時5分にフライト。
 成田空港に予定通りの日本時間1時40分に着陸。
 東京に戻ってきた。
 なんと、同じ飛行機に、横綱白鵬が乗っていた。
 もちろん、白鵬ビジネスクラス席だ。付き人が1人。
 入国手続きを済ませて、荷物を受け取るときに、近くに来たので、ミーハーの僕とタケイさんは「頑張ってください。」と声をかけて手を出したら、快く握手をしてくれた。
        


 5時過ぎに多摩実顕地について、荷物を整理して、風呂に入って、暫くぶりで多摩実顕地の夕食を食べたら、一気に疲れが出た感じ。


◇モンゴルでの見聞おしゃべり〝旅は道ずれ〟
 昨日9時半にバイヤンチャエンダマン市にある農場を出発し、11時過ぎにウランバートルに着く。
 ウランバートルでの宿泊は、モンゴル滞在1日目と同じフラワーホテル。
 ここは日本人が経営していて、宿泊者も日本人が多い。
 フロントにも日本語を流暢に話すスタッフがいるし、和食のお店もあるし、何といってもサウナ付の大風呂があるのがいい。
           
 ホテル前に、一週間前に成田から飛行機に乗った時に見かけた日本人がいたので、声をかけると、
 1人は仙台の中堅半導体製造装置メーカーの産業医の女性。通訳と4輪駆動の車をチャーターして初めてのモンゴル旅行を楽しんでいる。
 その車の後を、オートバイで同行している2人の男女。
 1人は茨城県の自営建築業の男性。数年前からモンゴルの寺院などの修復にかかわっていて、度々モンゴルを訪れているらしい。どうも4輪駆動の車もこの人の所有のようだ。
 もう1人の女性は、東京の建築会社に勤める女性で、たまたま知り合って、一緒にオートバイで旅行していると言う。
 「モンゴルはまるで言葉が通じないから、お願いして一緒に走っているの…」と、産業医の女性のチャーターした車の後に付いて走っている理由を言っていた。
 ホテル前に停まっていたオートバイには、ナンバープレートがない。モンゴルではなくてもいいらしい。
 その女性は小柄で、男性と親子だと思われて、時々、警察官が「子供は乗ってはダメだ」と停められると笑っていた。
 まさに、3人は、モンゴル旅行を〝旅は道連れ〟で楽しんでいた。


◇モンゴルでの見聞おしゃべり〝日本食レストラン〟
 フラワーホテルの近くをタケイさんと散歩していたら、日本食のお店があった。
        
 名前は「石庭」。
 フラワーホテルの中にも「富士」という店があるし、ウランバートルにも何軒かの日本食のお店があるらしい。
 4年前に、岡部実顕地のノジリさん達と初めてモンゴルに来た時に、モンゴル料理に飽きて、ある日本食のお店に入ったことがある。
 そこは、どうも韓国人が経営者で、料理人も日本で修業した韓国人だった。
 秋刀魚定食があったので頼んだら、焼き秋刀魚の横に付いていたのは、大根おろしでなくて、マヨネーズだった。モンゴルには大根がないのだと言っていた。
 最近の日本食店では、そんなことはないだろうと思うが、
 今回見かけた日本食店「石庭」の料理看板は、トンカツ定食と牛ヒレ照焼きステーキ定食が写真入りで載っていた。
        
 トンカツ定食が8800Tg(トゥグリク)だ。(現在の為替は1円が約14〜15Tg)
 看板の前で「高いのかなあ〜? 安いのかなあ〜?」と立ち止まってしまった。
 もちろん、僕たちは「モンゴルに来たら、やっぱりモンゴル料理だよね。」と入らなかった。