今日は1月の最後の日

◇明日は2月1日、三重に出張
 寒かった1月も今日が最後の日だ。
 会の機関紙「けんさん」2月号も昨日に校正が終わって、印刷屋さんにデータを送った。
 編集がすべて終わって、ちょっとホッとしている。
 今号は、来週には印刷があがって2月上旬に全国の会員宅に届けることができる。
 明日の土曜日・1日から2日の日曜日にかけては、三重のヤマギシの村・春日山実顕地の交流館での、会の運営研鑽会のために出張だ。
 今年一年の会の活動を描く。


◇今日は旧正月
 中国では今日が春節。モンゴルでも今日がお正月だ。
 北京の友人たちや、モンゴルの友人のガンゾルグ君達も、お正月を祝っていることだろう。
 そんな事を思いながら、新聞を今朝見ていたら、ちょっと気になるニュースがあった。
            
 中国で毛沢東に関する全ての研究や討論会の開催などを中止するよう通達が出されたと記事だ。
 以前に交流があって僕も訪ねたことがある河南省の南街村は、今でも毛沢東の考え方をもとに村の運営をしているところだ。
 中国社会科学院という中国政府のシンクタンクの研究者で、ヤマギシの村を毛沢東時代の人民公社と比較研究した毛沢東研究が専門の知人もいる。
 どうしているだろうか。
 このような中国政府の動きに戸惑っているのではないだろうか。


◇文庫『ビブリア古書堂の事件手帳』
 鞄に入れておいて、通勤電車の中で、読みたい気分のときに読んでいた宮部みゆきの『小暮写真館』(上)を読み終えてしまったので、今週の初め、帰宅の時に、(下)を買いに書店によったら、なんと三上延の『ビブリア古書堂の事件手帳』5巻が発売されていた。
 なんの迷いもなく、この文庫に手が伸びた。
             
 僕はこの『ビブリア古書堂の事件手帳』は1巻から4巻まで楽しく読んだ文庫だ。
 古書についての豊富な知識をもとに、その古書を巡る事件を、持っていた人の心理を推測して、事件の謎を解き明かす美人の古書店主の物語だ。
 過去のいろいろな文学作品を中心とした古書が、物語の舞台となって詳しく書かれていて、それも読みどころなのだ。
 そんなことで、宮部みゆきの『小暮写真館』(下)を後回しにして、『ビブリア古書堂の事件手帳』5巻を読む。
 この5巻の後半は、手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』と、寺山修司の『われに五月を』が、謎解きの舞台だった。
 昨日、九州のサユリさんから「三重に行く新幹線で読もうと買いました。」というメールが届いていたし、文庫の紹介にも「日本で一番愛される文庫ミステリ、待望の最新刊」とあるので、これから読む人も多いと思うので詳しく書くのは避けたいが、今回も実に面白い謎解きの内容だ。
 最後が、次に刊行される第6巻の謎解きの始まりといった感じで終わっている。
 ついつい、次の巻の刊行を期待してしまう。