今日は祝日・東京も寒い一日

志賀直哉旧居跡を発見
 今日は休日なので大きな郵便局しか開いていない。
 案内所から歩いて20分ほどのところの明治通り沿い新宿北郵便局がある。
 そこに、ゆうパックを出しに出掛けた帰り道、いつも通らない道を歩いて帰ってきた。
 歩道脇に掲げてある看板を発見。
 「日本児童教育専門学校」の隣に志賀直哉旧居跡」と書かれた看板だ。
    
 志賀直哉高田馬場にいたこともあるのか、と暫し立ち止まって看板を読んでしまった。
    
 志賀直哉は、全国転々と、住む家を変えること20数回に及んだと看板に書いてある。
 20回も転居とは、すごいなぁ〜。
 因みに、この場所は、高田馬場駅から右手のBIGBOXを通って、右に行く坂道を歩く。
 ピザのシェーキーズ、喫茶ルノアールなどを過ぎて歩くこと5分くらい。


◇今日、買った本
 今日、書店で先ず目についたのがこの本だ。
             
 帯の「カネか命か」というのも凄いが、佐藤優(元外交官、鈴木宗男と共に有罪判決)が、こんな本を書いているのかと興味を持って手にする。
 佐藤優は、時々、東京新聞にもコラムを書いていて、その沖縄についての分析などは、いつも「なるほど、さすが元外交官」と思わせる。
 この本は、佐藤優鎌倉孝夫(埼玉大名誉教授)との対談本なのだが、佐藤優は、まえがき「いまこそ高まる『資本論』の重要性」の冒頭に、次のような記述をしている。
─「マルクスなんて時代遅れじゃないか。それにソ連や東欧の社会主義体制が崩壊したので、マルクス経済学が間違えていたことは、歴史的に証明されている。確かに中国は一応社会主義を掲げている。しかし、政治は共産党の一党体制だけれども、経済は資本主義だ。マルクス経済学なんか勉強する価値がない」
 こんなふうに思っている人に、是非、読んで欲しいと思ってこの本を作った。
 私はマルクス主義者ではない。思想ということならば、キリスト教プロテスタンティズム)が私の物事を考える基本になっている。政治的には、私は保守陣営に属するという自己意識を持っている。しかし、私は、マルクスが『資本論』で展開した資本主義分析は基本的に正しいと一貫して考えている。それは、マルクスが資本主義の根本的な矛盾が、労働力の商品化にあることを解明したからだ。(以下略)─
 ここまで立ち読みして、僕は「これは読まなくちゃ」と思ってレジに列んだ。

 しかし、今日、書店に寄った目的は、こちらの本をだった。
             
 この本については、読んでから書きたいと思う。